医学部入試

医学部入試の状況(前編)

今日は1月19日から毎日続いていた
私立医学部1次試験がない1日となりました。

順天堂大学医学部の2次試験があるだけです。

これまで19日間連続で医学部の1次試験が続き、
医学部受験生の皆さんは
少し疲れを感じているかもしれませんね。

これまで確定した医学部入試
今年度の状況を見てみると
志願者はほぼ前年並みと考えて良さそうです。

志願者が100人以上増えたのは

・東京医科大学
・東邦大学
・日本大学
・金沢医科大学
・藤田保健衛生大学
・関西医科大学

の6校です。

また獨協医科大学センター利用入試
218名増でした。

これに対して医学部で100名以上の
志願者減となったのは
昭和大学I期、近畿大学前期、産業医科大学、
福岡大学
の4校です。

まだ確定数値ではありませんが、
北里大学も志願者が大きく減ったようです。

1次合格者を見ると、
順天堂大学が121名増、
兵庫医科大学が122名増と
いったところが目立ちましたが
大きな変化はこの2校ぐらいです。

1次合格者もほぼ例年通りと言えそうです。

ところで明日は日本大学医学部の1次試験です。
日大医学部の問題は受験生の学力が
正確に反映される良問が出題されます。

以前は「日大医学部の数学の4問目は
毎年、誰も解けない変わった問題が出される」
というようなところもありましたが、
特に昨年から理科がマーク式になったことにより、
オーソドックスな問題ばかりで
実力どおりの結果が出ると思います。

これまで調子の出なかった医学部受験生も、
まずは明日の日大医学部に集中して下さい。

ちなみに日大医学部の2次試験では
短文作製があります。

最近、「模試ではいつも偏差値70を超えていたのに
結果が出ないのはどうしてか?」
というお尋ねを
何回かいただきました。

まあ、「模試と入試は違う」と言ってしまえば
簡単なのですが、
それでは身もフタもありませんね。

いろいろな要素があると思いますが、
やはり模試と入試は違うということは
理解が必要です。

長くなりましたので、(後編)に続きます。

『医学部入試の状況(後編)』