東京医科大学1次試験の合格発表があり
396名の方が1次合格となりました。
前年に比べ79名減ですが、
今年度からセンター試験利用入試を
定員20名で行うことになった関係で、
前年に比べ定員が20名減となったことが
大きく影響しています。
そのセンター試験利用入試ですが、
定員20名に対し919名が志願し、
今日、180名が1次合格となりました。
さて、東京医科大学の2次試験ですが、
小論文、面接、適性検査が行われます。
東京医大の適性検査は推薦入試では
バウムテストを行いますが
一般入試ではYG系のテストになります。
面接もオーソドックスなものですが、
ちょっと気になるのは
東京医大では新しい理事長が
就任したことです。
新理事長は厚生労働省出身の方で、
これまでの学内出身者とは異なります。
また同時に事務長も文部科学省出身の方が
就任されました。
この影響がひょっとして2次試験に
表れるかもしれないと思います。
恐らく影響はないと思いますが、
注目です。
また、近畿大学医学部でも
1次試験の合格発表があり、
161名の方が1次試験を合格されました。
近畿大学医学部は昨年まで1次、2次と
分けずに試験を行っていましたが、
今年度から1次と2次に分けました。
1次合格者をどれ位出すのか
注目していましたが
意外に少ない161名でした。
昨年の正規合格者が169名でしたから、
募集人員が6名減っていることを差し引いても
1次合格者のほぼ全員が
2次試験も合格する可能性が高いとも思えます。
2次試験で、入学させたくない受験生を
見極めるということかもしれません。
そうなれば、面接と小論文でおかしなことに
ならないように細心の注意を払って下さい。
ところで昨日、再受験生の医学部合格について
お話ししましたが、
昨日の2名に続いて今日も2名の再受験生の
合格を確認しました。
一人は文学部を卒業された20代半ばの方で
昨日発表になった帝京大学医学部合格の
報告に来てくれました。
他の大学の1次試験も通っていますので、
合格が続くことを期待しています。
もうお一人は、昨日合格された歯学部卒業生の方と同じ
神奈川県の歯学部に在籍されている方です。
もともと医学部志望でしたが、
夢かなわず歯学部へ進学しましたが、
医師への思いは変わらず、
大学を休学しての再チャレンジでした。
お二人とも年下の仲間達と一体となって
勉強してくれた成果が出ました。