先週の9日(水)に岩手医科大学医学部の
1回目の繰上げ発表があり、
41名の方が合格されました。
岩手医科大学の2回目の繰上げ合格は
2月18日(金)に発表されます。
岩手医科大学は1次合格者を600名以上出しており、
2次試験を受けた人は全員補欠候補者となっています。
繰上げを待っている受験生の方も
たくさんいると思います。
良い結果が出るといいと思います。
また、昨日と今日は聖マリアンナ医科大学の
2次試験が行われていますが、
2次試験を受けている間に、
金沢医科大学医学部の繰上げ合格が
回ってきたという生徒さんがいました。
この方は歯学部を卒業してから
医学部を目指している再受験生の方でした。
彼の姿を見ない日はないというぐらい、
朝から晩まで毎日メルリックスに来て、
勉強していました。
自習室もいつも同じブースを使っているので、
受付のスタッフが彼の姿を見ただけで
いつも使っているブースの番号札を渡すぐらい
彼の熱心な姿は校内では有名でした。
3月にある岩手医科大学医学部の学士編入試験を
目指してこれからまた勉強するとのことですが、
とりあえず本当に良かったと思います。
また、手続締切日はまだですが、
昭和大学医学部や日本医科大学医学部の
繰上げも回り始めているようです。
日本医科大学は補欠候補者に順位が
ついているので、ある程度の目安に
なると思います。
ただ、繰上げ合格者の人数については
非公表なので、毎年どのぐらい繰り上がるかは
なかなか見えにくいところです。
昭和大学医学部は1次補欠と2次補欠に
分かれており、1次補欠から繰上げが回ります。
昨年は1次補欠128名、2次補欠253名のうち
167名が繰り上がりました。
繰上げに関するお問い合わせも増えてきていますが、
まず正規合格者の入学手続を締め切った後で、
繰上げ合格を出すケースが多いと思います。
欠員が出るたびに繰上げの連絡をするのか、
ある程度欠員数が溜まったところで、
一気に繰上げ合格を出すのかは
大学によって違うと思います。
基本的に可能性は3月末まであるとお考え下さい。
医学部は2次試験に合格しない限りは、
本当の合格とは言えません。
いくつかの大学の1次に合格している生徒さんも、
2次試験に合格していない人は、
埼玉医科大学の後期や昭和大学医学部のII期に出願しています。
繰上げに関しては待つしかないのが辛いところですが、
今、目の前にあることに全力を尽くして下さい。
また、昨日は嬉しいご報告をいただきました。
順天堂大学医学部の一般入試を受けた方から
「正規合格しました!」
というご報告をいただきました。
今年から順天堂大学では小論文を
1次試験で実施するようになりましたが、
今年も順天堂大学独特の
絵を見て自分の思うところを述べよ
という出題だったそうです。
絵だけでなく、年によっては
詩や写真の場合もあるので
準備していないとなかなか本番で
戸惑ってしまうだろうと思います。
今年から順天堂大学は
「センター・一般独自併用」
という新たな入試形式を導入しました。
その独自併用入試の2次試験は
センター利用入試と同じ、
2月15日(火)・16日(水)・17日(木)に
行われます。
メルリックスでは、独自併用入試と
センター利用入試で出題される
英作文・小論文そして個人面接の
2次対策講座を明日2月14日(月)に行います。
よろしければご参加下さい。
さて、昨日は久留米大学医学部の
2次試験対策講座を福岡校で行いましたが、
その中に再受験生の方がいらっしゃいました。
今や医学部入試に再受験生の方が
チャレンジされることは
少しも珍しくありませんが、
再受験生は面接で求められるレベルが
高いと考えて下さい。
医師志望理由や本学志望理由は
当然準備しているでしょうが、
18歳の高校生と同じ理由では
面接官に物足りないと思われて当然です。
なぜこの年になって医学部を目指すのか、
自分が大学で学んだことをどう活かすのか、
親は医学部を目指すことについて何と言っているのか、
一つひとつにしっかりとした理由が求められます。
十分な準備をして臨まないと
なかなか本番では太刀打ちできないと思います。
さて、明日は福岡校で福岡大学医学部
グループ討論対策講座を行います。
昨年もたくさんの方にお出でいただき、
東京からスタッフが応援に行きましたが、
今年も東京から私を初めスタッフが出向いて
受験生の皆さんの少しでもお役に立てればと思っています。
今、明日の資料を作成しながら
一生懸命予習をしているところです。
明日は受験生の皆さんにぜひ
「来て良かった」と思っていただけるような
講座にしたいと思っています。