土・日・月と3日間
福岡校で久留米大学医学部、
福岡大学医学部の2次対策をやり
昨日の夜、東京に戻って来ました。
羽田に着いてビックリ!!です。
雪がかなり降っていて
羽田に着いてからが大変でした。
交通機関が乱れていて、
家に帰るまでに大変な思いをしました。
ところで今日は、3人の医学部受験生の
日本大学医学部の面接対策をしました。
日大医学部は、ここのところ受験生が
準備していない質問をして
素の受験生を見たいと考えているようです。
「日大の学祖は誰か?」など、
答えられそうにない質問をして
受験生の対応を見ています。
今日は、そこのところを重点的に
面接練習をしました。
3人に「1次の出来はどうだった?」と聞きましたが、
3人とも同じ様に「全然ダメで1次通ると思わなかった」
と言っていました。
毎年、たくさんの医学部受験生と
接していて思いますが、
合格する人ほど試験が終わった後の感想が
「ダメだった」です。
これはどういうことでしょう?
まだ基礎力が十分固まっていない受験生は、
とりあえず答案用紙に何か書けば
「出来た」と思う傾向があります。
つまり、「あやふや」でも「あいまい」でも
書けば、「合っている」と考えがちです。
マーク式でも、とにかくマークをしていくと
「けっこう出来たかも」と思いがちです。
つまり、基礎力が十分でないと
間違いもはっきりと分らないのです。
ところが、医学部に合格するレベルになると、
出来なかったことが頭に残ります。
今度は間違いが分るので、
試験が終わった後、
「あーっ、あそこ間違えたぁ」
「あーっ、なんであんなことやっちゃったんだろう」
「あーっ、あの問題簡単だったのに、
問題を解く順番間違えた」
「間違いに気付いたけど直す時間がなかった」
など間違えたところ、出来なかったところの
ことばかりが頭に残ります。
その結果「ダメだった」と言いがちです。
この傾向は問題そのものが難しい慈恵医大などで
特に見られます。
問題が難しければ合格最低点が下がるわけで、
自分だけが出来なかったと考える必要はありません。
「1次が全然手応えなかったから2次は無理」
などと考えないで下さい。
1次の順位は分らないのですから、
2次で全力を出し切ることが大切です。