今日も医学部に合格された方達が、
あいさつに来てくれました。

日本医科大学に合格された方は
今のところ、合格は日医１校です。

もちろん、この後繰り上げ合格の
可能性はあるにせよ、
「医学部入試はやってみなければ分らない」
とつくづく思います。

さて、昨日は「昭和大学II期入試は
皆さんが考えているほど難しくない」
とお話ししましたが、その続きを。

昭和大学医学部II期は
定員が20名です。
I期が78名ですから定員が少ない分、
難しくなると考える医学部受験生が
多い様です。

ところが私はそう考えていません。

昭和大学医学部II期を受験するのは
どういう人達でしょう。

「今のところ、どこの医学部にも
合格していない人達」です。

「いやいや、他の医学部に受かっていても
更に昭和を受けてくるはず」
と思われるかもしれませんが、
なかなかそうなりません。

毎年、医学部受験生をたくさん見ていますが、
どこかの医学部に合格すると
なかなか気持ちが続かないのが実状です。

１年、目一杯やった人ほど、
「もう、これ以上は無理」
となります。

私からすれば「もったいない」という
気持ちになりますが、
集中力がとぎれてしまうのが
実際の受験生の姿です。

昭和大学医学部II期の
昨年の受験者は1,143名で
出願したのに受験していない人が
137名います。

出願者が1,280名ですから
1割以上の方が受験していません。

恐らく、出願から受験までの間に
どこかの医学部の正規合格となったか、
繰り上げ合格になったのだと思います。

つまり、どこかの医学部に合格したレベルの
医学部受験生は昭和II期は受けないので、
そのレベルの成績上位の受験生のいない
戦いになるのです。

昭和大学医学部I期の受験者は
昨年、2,556名で
II期の受験者は1,143名ですから
受験者数も半分以下になっています。

減った受験生は、
どこかの医学部に合格した受験生が
多いと思います。

成績上位の受験生がゴソっと
抜けた戦いですから、
それほど恐れる必要はありません。

これまでメルリックスでも、
結局、昭和大学医学部II期だけ
合格した生徒が何人かいます。

勇気を持ってチャレンジして下さい。

ちなみに今年のメルリックスの合格者達は
昭和II期を受験する生徒が
少なくないようですが、
これは珍しいことだと思います。