医学部入試

文系出身再受験で医学部合格

今日、わざわざ近畿大学入学センターの方が
ご来校下さいました。

医学部一般入試前期試験が終わりましたので、
それについての情報提供と成績開示についての
ご説明をいただきました。

近畿大学医学部の一般入試は今年度から
1次、2次と分けて行われました。
昨年度までは行われていなかった面接
行われるようになりました。

先日もお伝えしましたが、2月9日にあった
1次試験の合格発表では
161名が合格となっていました。

2011年2月9日  東京医科大学2次試験対策

なんとこれは昨年の正規合格者169名より
8名少ない人数でした。

この数字を見たとき、2次試験を経て
1次合格者のほぼ全員が正規合格に
なるのではないかと感じました。

2月15日に正規合格者が発表になりましたが
1次合格者161名のうち131名
合格になっていました。
2次試験で30名の方が不合格となりました。

近畿大学の方のご説明によれば
不合格者の中には欠席者
少なくないということでした。

とは言え、小論文と面接で落とされた受験生も
いるということです。
小論文と面接も、あまり軽く考えない方が
いいということです。

成績開示ですが、メル本(ぼん)※を作成する際に
近畿大学からいただいた資料には
「成績開示をする」と記載されていたのですが、
「手違いで成績開示はしない」とのことでした。

読者の方にはご迷惑をお掛け致しました。
おわび申し上げます。

さて、繰り上げ合格ですが、金沢医科大学
動いているようです。

昨日、2名の方から繰り上げ合格の報告を
いただきましたが、
そのうちの1人は文学部を卒業された
20代後半の生徒でした。

彼女は英語の授業中、泣きながら教室を
飛び出して行った生徒で、
今はそのことも笑って話せます。

面接の練習も熱心で、
文系出身再受験生ならではの
質問に対する準備も
きっちりと仕上げていました。

金沢医科大学のグループ討論対策も
いい出来でした。

正規合格が来ず不安な毎日だったようですが
私もホッとしました。

※『私立医歯学部受験攻略ガイド』の通称