医学部入試

歯科医師国家試験の合格発表がありました。

本日、第104回歯科医師国家試験
合格発表がありました。

厚生労働省で14時に解禁、配布となりますので、
例によってスタッフが厚生労働省まで
資料をいただきに行きました。

さて、今年の歯科医師国家試験の結果ですが、
3,378人が受験し2,400人が合格となり
合格率は71.0%でした。

歯科医師国家試験は、歯科医師数の抑制のためか
ここのところ合格率が年々低下していました。

2006年の合格率は80.8%と8割を越えていたのですが
その後、2007年が74.2%、2008年が68.9%、
2009年が67.5%でした。

昨年の2010年は多少回復して69.5%となりましたが
7割は切ったままでした。

そして今回、久し振りに7割を越え
71.0%の合格率となりました。

それでも医師国家試験の合格率89.3%とは
かなり差があります。

ちなみに新卒の合格率は81.8%
既卒の合格率は46.2%でした。

大学別で見てみると全大学の合格率トップは
九州大学93.2%で私立では東京歯科大学
82.6%でした。

ところで昨日、東京医科大学繰り上げ合格があったようです。
また、近畿大学医学部後期試験補欠通知が届いたとの
連絡もありました。

近畿大学の繰り上げですが、
昨年は33名が繰り上げ合格となっています。
(メルリックス調べ)

ただ昨年の後期日程の定員は10名でしたが、
今年は5名に変更になっていますので
繰り上げ合格者も減ると考えていいと思います。