医学部入試

医学部再受験生が合格するために

メルリックスには毎年、医学部を目指す
再受験生の方がたくさん来て下さいます。

今年も東海大学医学部編入学試験
21名の方が合格されたのをはじめ、
再受験生の方がたくさん医学部に
合格して下さいました。

医学部再受験生といっても様々です。
医学部受験を続けていたのですが
思うような結果が出ず、
他学部へ進学したものの、
それでも医学部で学びたいという気持ちは変わらず、
大学在学のまま、
または退学して医学部に再チャレンジする方や、
社会に出ていろいろな経験を積む中で
初めて「医師になる」と強く思った方など、
いろいろな方がいらっしゃいます。

メルリックスでは「仕事を続けながら」などの
時間的制約がある場合を除いて、
医学部再受験生は一般入試をメインで
勉強を進めるべきだと考えています。

編入学試験AO入試は、
一般入試を目指す過程で、
一つのチャンスとして取り組むべきで
「編入学試験に絞る」というのは
受験チャンスが極めて限られるため
リスクが高過ぎると考えています。

理系出身でも文系出身であっても、
この点は共通です。

医学部再受験を決意して、
受験勉強をスタートさせた時、
多くの再受験生は
「以前できたことができなくなっている」
と愕然とするようです。

「数学は公式さえ怪しい」
「英語は入試で必須の文法がすっかり抜けてしまっている」
などなどです。

そして、この時にどういう勉強をするかが大切なのです。

グッと腰を落してもう一度全てをやり直すのか、
以前はできていた問題にひたすら取り組むのか。

この辺りのところが、とても大切だと思います。

メルリックスでは、もう一度やり直すことを
おすすめしています。

少しの間、辛抱して基本的なことをやり直していくうちに
徐々に以前の感覚が戻ってきます。

そうなったらしめたものです。
そこからは割とスムーズに行きます。

つい「こんなことをやっていたら間に合わない」
と考えてしまいがちですが、
以前の感覚が戻るまで耐えられるかです。

今年の医学部一般入試の合格者の中には
30代半ばの女性もいました。
この方は理系出身でした。

理系出身者は少なくないのですが
文系というハンディを乗り越えた方も
いらっしゃいます。

文学部卒業の方が男性と女性の2人。
文学部中退の方も1人。
経済学部卒業の方も一人など、
みなさん数学という大きな壁を
打ち破ってくれました。
また、30代の大検の方も医学部に合格されました。

これらの一般入試の合格者の方々は
東海大学医学部編入学試験で結果が出なくても、
クサらず淡々と一般入試に向け勉強を続けたことが
素晴しい結果につながったんだと思います。

結局、医学部入試は昨日もお話ししたように
「正しい勉強を最後までやり切る」ということに
尽きるようです。