岩手医科大学医学部学士編入試験に合格された方から、
後に続く皆さんのためにと貴重な情報をお寄せいただきました。
歯科医師国家試験に合格されて
1年の臨床研修を行いながらの勉強だったようです。
さて、3月7日に行われた試験ですが、
全体として「問題がスマートになった」と
感じたとのことです。
問題そのものは難しくなったかもしれないが、
問題がスマートになったことで、
解き易くなったと感じたようです。
昨年は初年度ということもあって、
問題が洗練されているとは言い難く、
解きにくさを感じた受験生もいたようですが、
今年は出題者も一度試験をやったことで、
落ち着いて作問ができたのではないでしょうか。
さて、出題内容ですが、昨年同様2つに分かれていて
基礎が100問と臨床が60問で
それぞれ試験時間は60分でした。
この方は、どちらも50分くらいで解いたということですが、
他の受験者の方からは時間が足りなかったとの声も聞いています。
合格するには多少、時間を残すくらいのスピードで
解けなくてはダメ、ということになりそうです。
臨床は60問と、基礎の100問に比べれば
問題数は少ないのですが、基礎の知識を使って解くため
当然、時間もかかるようです。
この情報を下さった方は7割正解の自信があるそうですが、
そうは言っても勘違いもあるかもしれません。
「実際は6割ぐらいの正答率ではないか」と
おっしゃっていました。
さて、岩手医科大学医学部学士編入試験に対しての準備ですが、
12月までは医学部で使われるオーソドックスな教科書を使って
基礎固めをされたとのことです。
解剖は肉単、骨単、脳単などを使われたとのことでした。
生理学ですが、書名はお忘れになったようですが、
ごく一般的なものを使ったとのことでした。
その他、標準病理学、標準免疫学、標準微生物学など、
ごく一般的なものを使って医学部で履修する
基礎的なことを固められたとのことでした。
長くなりましたので、続きは明日で。