年明けから３日間にわたって、
今年の私立医学部入試の「お薦め大学」について
お話しさせていただきました。

おかげさまで、新年早々たくさんの方に
お読みいただいたようで
ありがたいことだと思っています。

このようにブログで
今年の「お薦め大学」について書いてしまうと、
皆がその情報を知ってしまうから
意味がないのではないかと言われる方も
いらっしゃるかもしれません。

けれど、私立医学部を受験する全ての人が
このブログを読んでいるわけではありません。
（もちろん、そうなるといいとは思っていますが）

よく「私立医学部入試は情報が大事」と
言わせていただくのですが、
なぜ情報が大事かというと、
それだけ医学部入試が厳しい戦いだからです。

飛び抜けた学力を持っている方であれば、
このような情報は必要ないのかもしれません。
どんな日程でも、どんな出題形式でも、
安定して高得点を取ることができれば、
情報がなくとも十分に勝負できるでしょう。

けれど、そこまでの学力には足りない方、
ボーダーラインぎりぎりでしのぎを削っている方、
かなり厳しい戦いを強いられている方、
それでもどうしても医師になりたいと
医学部目指して頑張っていらっしゃる方にとっては、
正確な情報と的確な分析は
合否を左右することがあります。

よく「戦略」と「戦術」ということが言われますが、
その年の「お薦め大学」に基づいて
受験校を決めることは、いわば「戦略」です。

その「戦略」に基づいて、
具体的に何をどう勉強していくかということが
今度は「戦術」になります。

明日からは、その「戦術」の部分について、
お話ししていきたいと思います。