昨日は化学の暗記分野を
完璧に仕上げておいてほしいという話をしました。
理科は最後まで伸びるの言葉通り、
入試までのわずかな間でも、
やり方さえ間違えなければ
点数を伸ばすことができます。
物理で言えばズバリ、原子で差がつきます。
新課程になってから原子が選択分野になり、
高校の授業では原子をやっていないところが
ほとんどです。
ただでさえ、理科IIの範囲まで
手が回らないことが多い現役生は、
原子をほとんど勉強しないまま
医学部受験に臨むことも珍しくありません。
埼玉医科大学、東京医科大学、産業医科大学など
原子分野から出題される大学は決まっています。
しばらく出題がなかった岩手医科大学も、
昨年、一昨々年と原子から出題されました。
さらに、昨年の慶應義塾大学の物理は、
すべて原子分野からの出題でした。
関西医科大学のように、選択問題で
熱力学か原子のどちらかを選択する
医学部もあります。
これらの医学部を受験する時は、
他の受験生と差をつけるためにも、
原子分野をしっかり仕上げてから
臨みたいものです。
