医学部入試

医学部の入学定員が増員になります

昨年の12月9日に医学部の入学定員
増員されることが文部科学省より発表されました。

【文部科学省のホームページ】
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/23/12/1313980.htm
(平成24年度医学部入学定員の増員計画について)

国立5大学14名、公立2大学17名、私立9大学37名が増員され、
医学部定員は過去最高の8,991名となります。

そのほとんどが地域枠での増員になり、
中でも自治医科大学の10名増員が目につきます。

メルリックスでは私立医学部の定員増について
まとめたものをホームページで発表しています。

【メルリックス学院のホームページ】
http://nyushi.melurix.com/archives/206
(2012年度私立医学部定員増のお知らせ)

また、日本医科大学が千葉県地域枠、福島県地域枠に続き、
茨城県地域枠2名を設置します。
定員増は予定されていないため、
千葉県地域枠、福島県地域枠と同じく、
一般入試114名の中から募集するとのことです。

【茨城県医師確保支援センターのホームページ】
http://www.pref.ibaraki.jp/bukyoku/hoken/isei/ishikakuho/hstudent/11122601/index.html
(日本医科大学茨城県地域医療医師修学資金貸与制度枠の新設についてのお知らせ)

定員増になる大学のうち、近畿大学医学部のご担当者は
メルリックスにいち早くお見えになり、
「和歌山県地域枠が増員になります」
と貴重な情報を教えていだきました。

また、愛知医科大学医学部は2012年1月7日現在、
まだ詳細は発表されていませんが、
こちらの問い合わせにご丁寧にお答えいただきました。

地域枠は地方自治体が奨学金を出すところがほとんどです。
金額や貸与条件はその地域によって異なります。
全国どこからでも応募できる地域枠もあれば、
その地方の出身者、高校卒業者に応募を限る
地域枠もあります。

いずれもその地方の医師不足を解消するためのものですので、
卒業後は一定の期間、医師不足の地域や診療科で働くことが
条件になるところがほとんどです。

このところ毎年、医学部定員の増員が行われていますが、
正式な発表は12月から年明けにかけてがほとんどです。

こういった情報も「知らなくて受けられなかった」では
あまりにも勿体なさすぎます。

私どもも1人でも多くの医学部受験生
情報をお伝えしていきたいと考えています。