ここのところ志願者の減少が続き
定員割れの大学さえ出ている私立歯学部ですが、
今年はどうなるでしょう?
1月4日の日本経済新聞に代々木ゼミナールさんの模試の
第一志望の集計が掲載されていました。
それによると私立歯学部は前年比8%増ということです。
医学部については掲載がありませんでした。
特に記事中に書かれていたわけではありませんが、
代々木ゼミナールさんは当然、私立歯学部の志願者は増えると
考えていらっしゃるのだと思います。
本当に私立歯学部の志願者は増えるのでしょうか?
私は横バイか減少で、少なくとも増えることはないと考えています。
これは、既に終わった推薦入試の出願状況からそう考えています。
入試の動向予想は簡単ではなく
「神のみぞ知る」ではありますが、
私立医学部と歯学部だけを見続けている私も、
それなりの自信を持ってはいます。
ちなみに代々木ゼミナールさんとは考えが異なることが多く、
私立医学部では代ゼミさんは日本医科大学と
順天堂大学医学部センター利用入試の2次試験日が
重複したことを重く見ているようですが、
(実は順天堂大学医学部のセンター・一般独自併用試験の2次も同じ日です)
私は、ほとんど影響ないだろうと考えています。
順天堂大学医学部の2次試験は3日間のうちから1日を選択できること
(他の日も他大学との重複はありますが)
日本医科大学の2次試験は大学指定ではあっても2日間あり、
受験生はほぼ希望日に受験できる(多少の出願テクニックは必要ですが)ことからです。
代ゼミさんは日本大学医学部の1次と東京女子医科大学の2次の重複も
気にされているようですが、私は気にしていません。
各予備校が切磋琢磨して少しでも受験生のお役に立とうと
入試動向の予想をしていますが、
見解が異なることもあるということで、
このことは覚えておいた方がいいでしょう。
常に私が100%正しいということはないのでしょうが、
少しでも真実に近付けるようこれからも精進してまいります。
一般入試の出願状況は分り次第、このブログでお伝えしていきます。