医学部入試

金沢医科大学のグループ面接(グループ討論)

今日の13時に金沢医科大学医学部1次試験の合格発表があり
491名の医学部受験生が1次試験を突破されました。

昨年の金沢医科大学の1次合格者は464名でしたから
1次合格者は27名増となりました。

ちなみに志願者は2,427名で169名増
受験者は2,344名で179名増でした。

さて、この金沢医科大学医学部の2次試験ですが、
小論文グループ面接が行われます。
小論文は配点が60点もあります。
数学も英語も理科(1科目)も配点は100点ですから
小論文の配点の大きさが分ります。

金沢医科大学の小論文ですが、
ここのところ課題文を300字に要約する問題が出されています。
今日、1次試験に合格された方は
大急ぎで要約問題の練習をして下さい。

その際大切なのは、必ず書いたものを第三者に見てもらうことです。
自分で書いたものは誰れでも、それなりに書けたと感じてしまうものです。
必ず、どなたかに見てもらって下さい。

金沢医科大学の2次試験で、もうひとつの大きな壁がグループ面接です。
入試要項ではグループ面接となっていますが、
実態としてグループ討論と考えた方がいいでしょう。

まず9分間で、メモをとりながら資料を読み
その後資料を置いて別室に移動してグループ討論を行います。

このグループ討論(グループ面接)では最初の9分間の使い方が
大きなポイントです。はっきりとしたコツがあります。

「ここでほとんど全てが決ってしまう」と言ってもいいでしょう。

金沢医科大学に限らずグループ面接、グループ討論は
本番と同じに作られた会場で、本番と同じ受験生の人数で、
本番と同じ流れで練習をしてこそ意味のある準備といえます。
実際にやってみないと分らないことがたくさんあります。

ちなみにメルリックスでも27日(金)15時から
金沢医科大学グループ面接対策を行います。

お申し込みはこちらから
http://nyushi.melurix.com/archives/163

ところで、昨日の杏林大学医学部の1次合格者で、
杏林大学医学部より易しいと考えられる
今日の金沢医科大学の1次試験に合格できていない生徒もいました。

そう。何度も言うように、医学部入試はやってみなければ
分らない
のです。
「最後の最後に合格した」なんて珍しくありません。
目の前の試験に集中して下さい。