今日は獨協医科大学の1次試験です。
昨年は北里大学、関西医科大学の1次試験日と
日程が重なっていましたが、
今年は単独での実施となり、
志願者数も1,683人と164人ほど増えました。
今年の私立医学部入試は、全体で志願者数は微増となっています。
志願者が確定した岩手医科大学、獨協医科大学、
杏林大学、東邦大学、金沢医科大学、藤田保健衛生大学、
近畿大学、久留米大学、福岡大学の9大学を
昨年と比較すると、全部で376人増となっています。
昨日、このブログを読んでいただいている読者の方から、
帝京大学医学部の志願者数が判明したら
ぜひブログに載せて下さいと
わざわざお電話をちょうだいしました。
ただ帝京大学は例年、志願者数を4月になってから
公表するのが通例です。
大学に問い合わせることはしますが、
教えていただけない可能性の方が大きいかもしれません。
他にも、順天堂大学、兵庫医科大学、川崎医科大学など、
既に1次試験が終わった大学でも、
志願者数を公表していない大学があります。
今後もわかる範囲で掲載していきますので、
どうぞよろしくお願いします。
最新の志願者数はこちらから
http://nyushi.melurix.com/archives/214
さて、明日は杏林大学医学部の2次合格発表があります。
ここで正規合格が決まれば、この後がグッと楽になります。
杏林大学は補欠に繰上順位がつきますので、
繰り上げ合格が来るかどうか、大体の目安になります。
昨日、1次試験のあった兵庫医科大学ですが、
進学したメルリックスの卒業生から、
「今年は生物の問題を作る先生が変わる」
という情報を事前に聞いていました。
実際に計算問題がなくなり、知識問題ばかりになって
解きやすくなったようです。
ただ、あくまで在校生の話ですので、
どこまで確かなのかわからない部分がありました。
メルリックスの生徒達には、そのことを伝えた上で
「変わるかもしれないよ」とは言っていました。
昨年の昭和大学医学部の生物のように、
劇的な出題傾向の変化はありませんでしたが、
こういった在校生からの情報は非常に貴重です。
今後も情報が入り次第、お伝えできる範囲で、
このブログでもお知らせしていきたいと思います。
明日、明後日と岩手医科大学医学部の
2次試験が行われます。
岩手医科大学医学部は今年から2次試験を
2日間の中から選択できるようになりました。
2次試験では個人面接が行われます。
岩手医科大学の1次発表があった火曜日から、
何人もの1次合格者と模擬面接をしました。
面接の練習をしていていつも感じるのは、
本人は出来ているつもりでも、
第三者が聞くと首をかしげたくなるような
答を言う受験生がいることです。
これが面接の恐さです。
私どもでは、ただ面接の練習をするだけでなく、
面接官役を変えて何度も練習をすることがあります。
様々な人から色々な質問をされることで、
自分でも気づかなかった点に気づくことができるからです。
面接の練習をする中で、
1次試験の手応えを聞くこともあります。
今年の岩手医科大学の数学は、
例年に比べるとやりやすくなったのですが、
「数学は自信があったので途中退出しました」
という受験生がいました。
よほど自信があったんだなと感心して、
他の大学の手応えを聞いてみると、
これが不思議なことに、
思うようには行かなかったようです。
特に東邦大学では出した答がマークの形に合わず、
慌ててしまったようでした。
たとえ、実力があっても、
本番の試験でそれを発揮できるかどうかは
別問題です。
1点を争う医学部入試では、
ちょっとしたミス、ちょっとした勘違いが
合否を分けることがあります。
だからこそ、私どもは「10校ぐらい受けた方がいい」
と指導をします。
どこで実力を発揮できるかは、
やってみないと分らないからです。
逆に言えば、今、結果が出ていない受験生でも、
まだまだ十分にチャンスはあります。
毎年、最初はなかなか調子が出ずに苦しんで、
最後の最後にバチッと上手くはまって、
正規合格を勝ち取る生徒さんがいらっしゃいます。
今年の医学部入試は、まだ始まったばかりです。
これまで自分が続けてきた努力を信じて、
最後まで諦めずに頑張って下さい。