本日12時に杏林大学医学部の合格発表があり
一般で112名、東京都地域枠10名、茨城県地域枠2名、
外国人留学生1名の合計125名の方が正規合格となりました。
この他に補欠が195名、順位付で発表されました。
杏林大学医学部に正規合格された方のほとんどが
第一志望は別の大学で、
これから1次試験を受験されるのではないでしょうか。
すぐに正規合格の連絡をくれた受験生も
第一志望は東京慈恵会医科大学です。
怖いのは「とりあえず合格した」という気持ちから
心のどこかに安心感が広がり、
勉強への集中力を欠いてしまうことです。
杏林大学医学部も素晴しい医学部だと思いますが、
第一志望校を目標に頑張ってこられたわけですから、
今日の合格をはずみとして
一層、集中力を増してほしいものです。
さて、杏林大学医学部に関するお問い合わせで多いのが、
「補欠○番だが、大丈夫か?」
「補欠は何番まで回るのか?」
といったお問い合わせです。
この繰り上げ合格は杏林大学医学部に限らず、
年によって多かったり少なかったりします。
ここ5年で見ても昨年は120番まで繰り上げ合格となっているのに対し
3年前は51人しか繰り上げ合格となっていません。
このお問い合わせに軽々しくお答えするのはどうかと思いますが、
補欠順位50番まではまず大丈夫そうです。
もう少し繰り上げ合格は出ると思いますが、
100番まで行くかと言われるとなんとも言えません。
補欠になられた受験生は繰り上げ合格となるのか、
ならないのか、とても気になるところだと思います。
それは十分に分りますが、気にしてもどうしようもありません。
あとは待つしかありません。
だったら、次の試験に向けて勉強を続けて下さい。
杏林大学医学部の繰り上げ合格が来る前に合格を決めて下さい。
ところで今日は岩手医科大学医学部の2次試験日です。
午前中に面接を終えた生徒達がメルリックスに戻ってきて、
午後から面接をする生徒に「今年はみんなこれを聞かれていた」
と伝えていました。
「それってどう答えればいいのか分らない」と一瞬、
とまどった表情をした生徒達に
「こういう順番でこれとこれを話せばいい。
君の場合はこの話でいいんじゃないか」
とアドバイスをすると少し安心したようです。
そんな生徒達を見ていると「みんなで合格するんだ!!」
という気持ちが伝わってきます。
こんな時「入試は団体戦だ」と思ってしまいます。