医学部入試

1次試験の結果で受験校を考える

これまで、私立医学部29大学のうち7大学で
1次試験の合格発表が行われました。

私立医学部入試は状況に合わせて受験校を
変えていく
ことも大切です。

例えば、明日は埼玉医科大学(前期)近畿大学(前期)
1次試験があります。
2次試験は東邦大学医学部川崎医科大学
2次試験が行われます。

東邦大学医学部の1次合格者で
埼玉医科大学にも出願している医学部受験生も
少なくないでしょう。
川崎医科大学と近畿大学医学部でも同じでしょう。

この時、どちらの大学を受験するのかを
決断しなければいけません。
特に川崎医科大学の2次試験と近畿大学医学部の1次試験は
悩むところでしょう。

その際、単純に東邦大学医学部や川崎医科大学の1次合格だけを
考えるのではなく、これまで受験した他大学の結果、
今後受験予定の大学の日程や難易度、志望順位などを
総合的に考えて下さい。

昨日、杏林大学医学部で補欠になった生徒と
今後の受験校を考えました。

自治医科大学も1次試験に合格していて、
自治医科大学の2次を受験するかどうかを
考えました。

杏林大学医学部の補欠順位は40番台ですから、
まず大丈夫でしょう。
3月になると思いますが、おそらく繰上げ合格となると思います。

とは言え、「絶対」ではありません。
補欠順位39番で止ってしまう可能性が
ゼロではありません。

自治医科大学の2次試験日の翌日は
東京医科大学の1次試験日で、
その生徒は、東京医科大学の1次試験を
ベストコンディションで受けたいので
自治医科大学の2次試験を受験するために
栃木県まで行くことに抵抗感があるようです。

その生徒は杏林大学に正規合格すれば、
自治医科大学の2次試験は辞退するつもりでした。
杏林大学は自分でもかなりの手応えがあったので、
正規で通る自信があったようです。

それが、杏林大学は補欠となったため、
思わぬ選択を迫られることになりました。

確かに難しい選択です。
結論として自治医の2次は「行くつもり」でいよう。
ただし、今後の1次の結果や東京医科大学の準備の進行状況によって
最終判断をしようということになりました。