昭和大学医学部I期と埼玉医科大学前期の
1次試験の合格発表がありました。

まず12時に昭和大学医学部で450名の1次合格者が
発表になりましたが、
昨年の1次合格者は463名でしたから
昨年より13名少ない1次合格者でした。

この後、2月4日（土）と5日（日）に分かれて
2次試験の小論文と面接が行われます。
もちろん、4日と5日の小論文は別の問題となります。

小論文はここのところ、昭和大学医学部へ進学するにあたっての
決意を問うような問題が続いています。
少なくとも昭和大学のパンフレットやホームページは
よく見ておくといいでしょう。

昭和大学医学部の面接ですが、医学部ではよく聞かれる質問が
聞かれます。
昭和大学医学部の志望理由は、きちんと準備して下さい。

また、面接の前に小論文を行いますので、
面接で小論文でどんなことを書いたかも聞かれます。
小論文が終わったら口頭で言えるようにまとめておいて下さい。

また、最後に「自己PRして下さい」と言われることもよくあります。
自己PRは準備していないと答えられないと思いますので、
事前に考えておいて下さい。

12時の昭和大学医学部に続き、
13時に埼玉医科大学前期の1次試験の合格発表があり、
372名の医学部受験生が1次試験を突破されました。
昨年より6名多い1次合格者でした。

埼玉医科大学では、小論文は1次試験で既に終えていますので、
残すのは面接試験だけになります。

埼玉医科大学の面接ですが、面接官が4人の個人面接となります。
それだけ埼玉医科大学は面接を重視していると考えて下さい。

さて、面接での質問ですが面接官によってかなりバラつきがあるようです。
同じ年の受験者の報告を見ても、医師志望理由と埼玉医科大学の志望理由は
聞かれていますが、その他の質問は受験者によって様々です。
準備していない質問も落ち着いて答えるようにして下さい。

また、4人の面接官のうち1人は服装などをチェックしているようです。
きちんとした格好で面接に臨んで下さい。

ところで、金沢医科大学の2次試験を終えた生徒と
面接練習をしましたが、
その際に「金沢医科はどうだった？」と聞くと、
「自分は問題なくできたけど、最初に9分間資料を読むというのを
知らない受験生が多く、その人達はビックリしてまともにメモを
とれなかったようだ」と話していました。

医学部入試は2次試験を通って、初めて合格となります。
2次試験まで周到な準備をして下さい。