昨日、東京女子医科大学と獨協医科大学、
それぞれの1次試験の合格発表があり、
東京女子医科大学では283名、
獨協医科大学ではセンター試験利用入試で250名、一般で305名、
更に栃木県地域枠のセンター試験利用で19名、一般で16名が
1次試験を合格されました。
東京女子医科大学の1次試験合格者は昨年より5名多く、
獨協医科大学の1次合格者は一般では5名増、センター利用で2名減、
栃木県地域枠では一般で1名減、センター利用で11名増となりました。
さて、東京女子医科大学の2次試験では
面接だけが行われます。
東京女子医科大学の面接は医学部志望理由や女子医の志望理由など
他の大学でもよく聞かれる質問が多いのですが、
女子大ですから「女子」ということに関係する質問もよく聞かれます。
「なぜ女子だけの大学を選ぶのか」(特に共学校出身者に)
「女医のいい点と悪い点」
「結婚や出産と医師の仕事の関係はどう考えている」
など女子大ならではの質問が投げ掛けられます。
面接官が4人ズラッと並びますので
余計に緊張するかもしれませんが、
雰囲気は固くないので落ち着いて答えて下さい。
女子医大は1次合格者が283名と少なく、
正規合格と繰り上げ合格を足すと恐らく1次合格者の半数以上の方が
合格通知を受け取ると思います。
このチャンスを活かして下さい。
獨協医科大学の2次試験では小論文と面接が行われます。
小論文は一般もセンター利用も同じ問題に取り組むことになります。
獨協医科大学の小論文は一昨年まで、
文章を書く設問の他に計算があったりしましたが、
昨年から普通の小論文になりました。
今年も通常の小論文に対する対応力を磨いておいて下さい。
さて、獨協医科大学の面接ですが、
面接の前にアンケートを書き、
面接官はそのアンケートにそって質問をしてきます。
ですからアンケートをしっかりと書くのはもちろん、
書いた内容も覚えておいて下さい。
ところで、医学部入試は団体戦だなあといつも思いますが、
昨日、午前中に兵庫医科大学の面接を受けた生徒が
新幹線に飛び乗り、まっすぐメルリックスに来て
翌日に兵庫医科大学の面接を受けるクラスメートに
熱心に面接で聞かれたことや雰囲気などを伝えていました。
昭和大学医学部や北里大学医学部も
昨日、今日と2日間のうち1日を選び2次試験を受けますが
1日目の昨日の受験者からの情報が
2日目に受験する生徒に伝わっていました。
「みんなで医学部に合格するんだ」という気持ちが感じられ、
うれしい瞬間でした。