医学部入試

北里大学医学部、埼玉医科大学、藤田保健衛生大学、帝京大学医学部の繰り上げ合格

今日は愛知医科大学の2次試験の合格発表があり、
146名の医学部受験生正規合格されました。
同時に第1補欠者92名と第2補欠者129名も発表されました。
また編入学を許可された受験生が4名いらっしゃいました。

昨年の愛知医科大学は、正規合格者が今年と同じ146名、
第1補欠者は今年より4名多い96名、
第2補欠者は今年より2名少ない127名でした。

そして昨年の愛知医科大学の繰り上げ合格者は41名で、
正規合格と合わせた総合格者は187名でした。

この愛知医科大学の総合格者数は3年前が324名、
一昨年が200名、昨年が187名と年々減少傾向にあります。

愛知医科大学の合格者で入学を辞退する受験生が
減っているということです。

今年の繰り上げ合格がどうなるのかは分りませんが、
ここ数年の流れを見ると第2補欠の方は厳しい
考えてもよさそうです。

他の医学部についても考えてみましょう。

北里大学医学部ですが、ここ数年の傾向として
補欠(繰り上げ合格候補)を絞る傾向にあります。

北里大学医学部の補欠は3年前が226名、
一昨年が194名、昨年が143名で今年は133名でした。
それだけ補欠に入っていれば繰り上げ合格のチャンスが増えてきたと
考えてよさそうです。

昨年は正規合格115名で繰り上げ合格は65名でした。
更に定員が5名増えたことを考え合わせると
北里大学医学部の補欠になっている医学部受験生のうち
半分以上の方が合格通知を手に出来るのではないでしょうか。

埼玉医科大学(前期)ですが、この大学は補欠の人数を公表していませんので、
例年、何人の方に補欠を出して何人が繰り上がっているかの詳細は不明です。
何か分りましたらまたお伝え致します。

藤田保健衛生大学ですが今年から補欠に順位が付きました。
愛知医科大学は以前から補欠に順位を付けていますので、
それを意識されたのかもしれません。

昨年は補欠(繰り上げ合格候補)171名のうち122名が
繰り上げ合格となっています。
ここ3年間の総合格者数は221名、272名、257名となっています。

今年は正規合格者が150名と昨年より15名多く出していることも
考えなければなりませんが、補欠順位50番くらいまでは
繰り上げ合格の可能性が高そうです。

最後に帝京大学医学部ですが、117名の医学部受験生が
正規合格になられました。

さて、補欠ですが帝京大学医学部からは特に通知はありません。
帝京大学医学部を受験された方、全員が補欠になっている状況です。

大学の公式発表ではありませんが、メルリックスが把握しているところでは
毎年90~100名位の方が繰り上げ合格となっています。

帝京大学医学部の場合、繰り上げ合格になると電話がかかってきます。
「電話に出ないとどうなる」と心配される方もいらっしゃいますが
電話に出なくても合格通知は送られてきます。
ただ、ある日突然の電話ですので、待つ方は大変だと思います。

ところで、帝京大学医学部は国語でも受験できます。
国語受験者は合格できないというウワサがあるようですが、
今年も国語で帝京大学医学部を受験された方が
正規合格されています。

メルリックスからは毎年、国語で帝京大学医学部に
合格される方がいらっしゃいます。
ウワサには、惑わされないように気をつけて下さい。