医学部入試

日本大学医学部で繰り上げ合格、慶応大学医学部と埼玉医科大学で合格発表

日本大学医学部繰り上げ合格があり
2人の生徒から「いきなり合格通知が届いた」
と報告がありました。

そのうちの1人は6校1次は通っていたのですが、
まだ合格通知は受け取っていない生徒でした。

この生徒は2週間前、東京医大聖マリアンナ医大
2次試験日が重なりどちらを受験するか大いに悩みました。
私と2人で話し合いましたがなかなか結論が出ませんでした。

最終的に
「日大医学部と東京医大なら、どちらでもいい。
ならば日大医学部に勝負をかけて、
ここは合格の可能性が高いと考えられる
聖マリアンナ医科大学を優先しよう」
と結論を出しました。

東京医科大学と聖マリアンナ医科大学の1次試験の感触、
そして1次試験を終えたばかりだった日本大学医学部の感触も
踏まえての結論でした。

日大医学部の問題は、どの科目も素直ないわゆる良問揃いです。
真面目に勉強をしてきた生徒なら、きちんと点が取れる問題で、
この生徒には向いていると思いました。

1次試験受験後の感想も「できた」でしたので、
日大はチャンスが大きいと考えました。

残念なことに聖マリアンナ医科大学は
繰り上げ合格を待っているところですが、
今日、日本大学医学部の合格通知を
手にすることができました。

もう1人、今日、日大医学部から合格通知が届いた生徒は
入試が始まって、前半戦は全く調子が出なかった生徒です。

入試が始まってもメルリックスで自習していましたが、
クラスメートは次々1次試験に合格していくのですが、
この生徒はうまく行かず可哀相なくらい
「意気消沈」といった様子でした。

それでも先生やクラスメートに励まされ、
勉強を続けていました。
中盤以降、調子が上がり、
昨日の東京医科大学の繰り上げ合格に続き、
今日は日大医学部でも繰り上げ合格になりました。

人によっては、最後の最後になって
実力を出し切ることができる人がいます。
昭和大学医学部II期入試など、
残された医学部入試を受験される医学部受験生の皆さん、
まだまだチャンスはあります。

いつもブログを読んで下さっている方からも、
日大の合格通知が速達書留で届きましたと
情報をお寄せいただきました。
また昨日、帝京大学医学部から繰り上げ合格の連絡が
電話であったというご報告もいただきました。

いずれも「他の受験生の方の参考になれば」ということでした。
本当にありがとうございます。

今日は、慶應義塾大学医学部
1次試験の合格発表もありました。
1次合格者の人数は把握できていませんが、
ここ3年は270名前後ですので
恐らく今年も270名程度ではないでしょうか。

慶応大学医学部の2次試験は小論文面接ですが、
その小論文はここ数年、過去問が公表されていません。
ですから、メルリックスでも
慶応大学医学部2次試験対策講座を行いますが、
これまでの慶応大学医学部の
2次試験受験者からの報告をもとに行います。

また、慶応大学では面接の前に、
医学部や慶応大学の志望理由、
第2外国語などを「調査書」に記入しますので、
その準備をしておいた方がいいでしょう。

今日は、埼玉医科大学後期2次試験の発表もあり
47名の医学部受験生が合格されました。
合格者の中にメルリックスで2年目の生徒がいました。
この生徒はいわゆる「腰痛持ち」で疲れがたまってくると
座っていられないほど腰が痛くなるようです。

前年も途中まで順調に来ていて
私も「医大生にはなれるだろう」と思っていましたが
入試直前で腰痛に見舞われ、
思うような結果を出すことができませんでした。

今年も体調を気遣いながらの受験勉強でしたが、
とにかく結果が出て私もホッとしました。
この後、他大学の繰り上げ合格もありそうです。

将来は、自分自身が腰痛で苦しんだ分、
人の痛みの分る良医になってくれるものと思います。