医学部の入学式が続き、入学式を終えて
メルリックスに寄ってくれる生徒やご家族が続いています。
合格された方は、何よりです。
ただ、医学部は入ってからが大変ですから
入学式では厳しい話も多かったようです。
さて、そんな合格者の皆さんを見ていて、
普段の勉強の様子を見ていても
「こういう子は受かるなあ」
と思う点がいくつかあります。
その一つが「少々できないことがあっても先に進む」です。
医学部に合格する生徒は、
入試に満点は必要ないことをよく分っています。
必要なのは合格最低点です。
私立医学部入試は問題そのものは、
国公立に比べれば難しくはなく、
問題集などでよく出て来るような問題がほとんどです。
ただし試験時間は短い。
例えば数学は私立ですと60分~90分です。
一方、国公立は150分が普通です。
しかし、問題数は私立も国公立も変わりません。
私立医学部で求められることは、
標準的な問題を短時間で適確に処理することです。
これに対する対応力を磨くためには、
同じ様な問題をたくさん解いて
ある意味「身体で覚える」ことが必要です。
この「たくさん解く」ことが大事で、
そのためには多少、できないところがあっても先に進んで、
できるところを本当に確実に
自分のものにしていくことが大切です。
「取れるところで確実に取っていく。それも時間をかけずに」です。
ところが、真面目な生徒ほどこれがうまくできません。
続きはまた明日。