昨日の夜、クラスメートより遅れて今年、医学部に
進学することが決まった生徒の合格祝いをやるということで
メルリックスの卒業生と合格した本人が集まっていました。
今年医学部に合格した仲間を元のクラスメート達は
メールでずっと励ましていたようです。
さて、昨日の「多少できないところがあっても先に進む」話で
「真面目な生徒ほど、これがうまくできない」の続きです。
真面目な生徒の中には、一つのことをきっちり仕上げてからでないと
次に進めない生徒がいます。
もちろん、きっちり仕上げてそれから先に進むことは理想的です。
しかし、それでは時間がいくらあっても足りません。
スミからスミまで終わらないと先に進まないという勉強法は
いいのですが入試は時間との戦いです。
完璧に仕上げたと思っても時間がたてば
忘れてしまうことも出てきます。
途中で時間が足りなくなって手薄な分野が
できてしまうかもしれません。
多少、自信のないところがあっても先へ進んで、
そのかわり、また戻って何周もやる方が自分のものになります。
一回やっただけで覚えられればいいのですが、
一回ではなかなか覚え切れるものではありません。
何回かやり直すことで、定着していきます。
入試までの時間を考えながらあまり細かいことにこだわらず、
先へ進むことを考えて下さい。