藤田保健衛生大学の2013年度(平成25年度)医学部入試で
いくつか大きな変更が行われます。
まず推薦入試ですが、これまで2浪まで受験可能だったのですが、
1浪までに変更となります。
更に定員も5名減って20名となります。
これで、私立医学部の推薦入試で
2浪以上の浪人生が受験可能な推薦入試は、
福岡大学医学部の地域枠推薦入試(2浪まで)と
川崎医科大学の特別推薦入試(4浪まで)の二つになりました。
推薦入試の受験資格を1浪までとした藤田保健衛生大学ですが、
大学課程履修者はこれまで通り定員約5名で募集されます。
藤田保健衛生大学は医学部入試の一般入試でも
大きな変更が行われます。
新たに3月3日(日)に後期日程が設けられることになりました。
また、後期日程は英語・数学・理科1科目で受験できます。
2次試験は面接のみになります。
これで私立医学部入試で一般入試の後期(II期)日程を実施する大学は
埼玉医科大学、昭和大学医学部、大阪医科大学、近畿大学医学部と併せて
5校になります。
藤田保健衛生大学では一般入試後期日程に
募集人員25名を振り向けるため、
推薦入試で5名、一般入試前期(これまでの一般入試)で15名、
センター試験利用入試で5名、それぞれ定員が減ります。
藤田保健衛生大学のセンター試験利用入試は、
これまで定員10名で実施されていましたので、
定員5名減ということは、定員が半分になるということです。
このことに医学部受験生は敏感に反応するかもしれません。
仮に志願者が減ったとしても、減るのは「ダメ元」で
出願する受験者層で、「合格できそうだ」と考える受験者は
減らないと考えられますので定員が減った分
これまで以上にハイレベルな戦いになりそうです。
医学部の来年度入試は入試日程でも大きな変化が見られます。
受験校の選定が、これまで以上に難しく、かつ重要になります。
医学部の入試日程についても、判明分から何回かに分けて
分析しお伝えしていきます。
また、東海大学伊勢原教育計画部事務室長をお迎えしての
東海大学医学部一般編入学試験の説明会を終えましたが、
こちらのご報告も改めてさせていただきます。
東海大学医学部編入学試験合格のヒントを、
たくさん聞くことができました。