医学部編入学を考えている医学部再受験生にとって
東海大学医学部の編入学試験は定員が30名と多いことから、
大変、魅力的な試験のようです。
定員30名というと一見、合格しやすそうですが
昨年の東海大学医学部一般編入学試験の実質倍率は17.4倍でした。
一方、同じ医学部編入学試験でも
金沢医科大学の編入学試験は定員5名で実質倍率14.4倍でした。
定員30名より定員5名の方が倍率が低くなっています。
編入学試験ではありませんが、
再受験生しか受験資格がない
獨協医科大学のAO入試は定員10名以内ですが
昨年は7名合格で実質倍率8.6倍でした。
もちろん、それぞれの試験内容は違いますが、
医学部再受験を考えていらっしゃる方は
東海大学医学部編入学試験だけでなく、
他の医学部編入学試験も検討されるといいでしょう。
さて東海大学医学部編入学試験ですが、
昨年の合格者の適性試験の合格最低点は
100点満点中32点でした。
一方、英語の合格最低点は100点満点で60点でした。
1次試験合格者の合格最低点は英語47点、適性試験20点でした。
英語と適性試験の合計の合格最低点は106点でした。
適性試験で20点しか取れなくても
1次試験を合格された方がいらっしゃいます。
もちろん、英語で86点以上取ったということではあります。
実際に東海大学編入学試験の過去問をご覧になれば
分ると思いますが、適性試験で稼ごうというのは
リスクが大きいと思います。
専門家でも意見が分かれるのではないかと思われる問題も
出題されますので、出たとこ勝負的にならざるを得ません。
それに比べ英語は、クセのない問題で点が読めますので
「英語でしっかり稼いで適性試験は前半の取れるところで
きっちり取る」という作戦がいいと思います。
メルリックスの東海大学医学部一般編入学試験対策講座も
英語は試験時間内でどう点を稼ぐかに重点を置き、
適性試験は、よく出る問題で確実に点を取ることに
重点を置いています。
今年から東海大学医学部編入学試験の1次試験では
標準化採点が導入されることになりましたので、
昨年のように適性試験の平均点が著しく低くても、
英語と適性試験でバランス良く得点することが重要になります。
2年続けて東海大学医学部編入学試験の合格者の半数以上が
メルリックスで学ばれた方でした。
今年も一人でも多くの医学部再受験生を
合格まで導くために頑張ります。