医学部入試

ご心配をお掛けしました。

突然の入院、手術でしばらくこのブログもお休みさせていただきましたが
無事に退院し、仕事もまだフルではありませんが、少しずつ始めました。

お見舞のメールもいただき、大変ありがとうございました。

この間にも医学部入試の動きは止まっていませんでした。
まず来年の一般入試の日程が全て判明しました。
来年の医学部入試の日程を一口で言うと
「どこを受けるか、受験校選びが難しい」です。

昨年までの医学部入試の日程と大きく変わり、
1次試験日の重複が目に付きます。

医学部受験生が、この入試日程を見てどう考え、
どう動くかじっくり分析することがとても重要になります。

予備校の腕の見せ所です。

今年は、予備校の受験指導の力が、
医学部受験生一人ひとりの結果を大きく左右しそうです。
私達も一層気を引き締めて入試動向を読み解いていきます。

ちなみに来年の医学部入試日程表をご希望なさる方は
メルリックスのHPからお申し込み下さい。

お申し込みはこちらから
http://nyushi.melurix.com/archives/192

その他にも医学部受験生の皆さんにお伝えしたいことがいくつかありますが、
今日は入院中に考えたことをお話しさせて下さい。

最初は、夜中にひどい腹痛で救急病院に行きました。
痛みは、いったんは治まったのですが担当して下さった医師から
「明日は朝から検査。今日は、このまま入院」と言われました。

翌日は一日検査で、その次の朝に担当医が病室まで来て下さって
「田尻さん、緊急手術ということで今日、手術します」
とのことで、その日の午後に手術をしました。

術後の経過は順調だったのですが、この一連の流れの中で
私は医師を中心とする医療スタッフに全てを任せるしかありませんでした。

麻酔科の医師や薬剤師の方からも説明を受けましたし、
看護師の方々にもお世話になりました。

救急病院に行った時から「自分ではどうしようもない」状況でした。
ただただ、医療スタッフに身をゆだねるしかありません。
改めて「医療を支えている人達ってスゴいなあ」と思いました。

最初に救急病院に行った時、医師から「入院ね」と言われ、
実は安心をしました。
「医師が側にいてくれるから、何かあっても安心だ」と思いました。

「医師って、いるだけで安心感を与えることができるんだ」
当り前のことかもしれませんが、自分自身の実感として感じました。

手術後も毎朝の回診で「うん、順調ですね」と言ってもらうことだけで
「安心」することができました。

医師の一言、更には表情も、患者にとって大きいことを実感しました。
医学部受験生の皆さんが目指す医師とは、
本当にやりがいのある仕事だと思います。

患者や家族は医師に頼るしかありません。
多くの方々が安心して暮せるよう、ぜひ良き医療人となって下さい。
私も精一杯、お手伝いをさせていただきます。

でも、自分の教え子達が医師になるって、
とてつもなくうれしいことですね。