医学部入試

岩手医科大学医学部の数学、杏林大学医学部の難易度

本日は岩手医科大学医学部杏林大学医学部
1次試験が行われます。

岩手医科大学医学部は今年から福岡会場を設けましたが、
九州の受験生がいったい何人受験するのか気になってました。

福岡校から先ほど福岡会場の受験者は目視で
70人ぐらいではないかと報告がありました。
昨日の愛知医科大学福岡会場での受験者は181人でしたので、
やはり九州からは遠く感じるのでしょう。

ところで岩手医科大学医学部数学と言えば、
場合の数と確率が毎年と言っていいくらい出題されるのですが、
恐らく今日13時からの数学でも出題されているのではないでしょうか?

しかし来年からは、頻出とはならないように思います。
実は、場合の数と確率に思い入れのある岩手医科大学の教員が
昨日、最終講義を行いました。

退官される先生は数学の入試問題作成のリーダーだったようですから
来年度入試から岩手医科大学医学部の数学の傾向が変わりそうです。

岩手医科大学の在校生によれば、
積分大好きな先生が今から張り切っているそうです。

話は変わりますが、大手予備校が最終の医学部の難易度を公表していますが、
予備校によりかなり違いが出ています。
昨日の東邦大学医学部は河合塾がずいぶん高い難易度を予想していました。

私は個人的に、全体としては河合塾の難易度が最も信頼できると考えているのですが、
それにしても東邦大学医学部の難易度を見た時には、高く見過ぎではないかと思いました。

本日の杏林大学医学部ですが、代々木ゼミナールでは
昭和大学医学部より難しいとしています。
これも私の考えとは異なります。

確かに杏林大学医学部の人気は最近高まっています。
しかし、昭和大学医学部を超えるところまでは行っていないと考えています。

各予備校が発表する医学部の難易度は、いい目安にはなると思います。
ただ、どこか一つの予備校が発表する難易度だけでなく
いくつか組み合わせて見ることが大切です。