昭和大学医学部のⅡ期入試が土曜日に迫りました。
昭和大学医学部は学費を思い切って下げ、
正規合格すると私立医学部では最も安い学費となりました。
医学部受験生も、これに敏感に反応して
今年の昭和大学医学部Ⅰ期入試では志願者が
前年に比べ709名も増えました。
Ⅰ期入試の定員が78名ですから増えた志願者だけで
定員の9倍になります。
さて、昭和大学医学部Ⅱ期入試の志願者ですが
定員20名に対し今のところ2,145名が志願しています。
なんと志願倍率は107.3倍です。
昨年のⅡ期入試の志願者数に比べ579名増です。
本当に医学部は厳しいですね。
これだけ厳しい入試ですから、
情報はとても大切になります。
昭和大学医学部Ⅱ期入試の出題内容は、
Ⅰ期入試と重なることが非常に多くなります。
メルリックスでも当然、過去のⅠ期入試とⅡ期入試の
問題を調べ上げます。
そうすると驚くことにどの科目もⅠ期とⅡ期の出題分野が
重なっていることが分ります。
昭和大学医学部Ⅱ期入試の問題は赤本に
載っていませんので、医学部受験生の皆さんも
気付いていない方が多いと思いますが、
昭和大学医学部ではⅠ期とⅡ期の出題分野は重なりがちです。
普通、出題者は出題分野が片寄らないようにバランスを
考えるものです。
例えば帝京大学医学部は3日間、試験が行われますが
1、2日目の問題を見て出題されていない分野を考えることで
3日目の出題分野が、かなり絞り込めます。
ところが昭和大学医学部の入試では、Ⅰ期もⅡ期も同じ分野からの
出題が多くなりますので、直前にはⅠ期で出題された分野を
やっておくといいでしょう。