国公立大学医学部前期の合格発表も
今日の東京大学と京都大学を残すのみとなりました。
医学部の合格を勝ち取られた受験生の方々は
本当によく頑張られたと思います。
医学部に合格された受験生の方々を見ていると、
いくつかの共通点が見えてきます。
もちろん「こうでなければ医学部には合格しない」と
いうものではなく、
「医学部に合格する人はだいたいこういう人だ」
というものですが、毎年同じことを感じます。
医学部に合格する人には、いくつかの特徴がありますが
今日はその一つをお伝えします。
私が感じる医学部に合格する人の一つの共通点は
「良き仲間を持っている」です。
先日、メルリックスに着物姿の女の子が現れました。
なんと、今年医学部に合格した生徒でした。
「成人式の写真、撮ってなかったので今日撮ってきたんです」
とのことで、先生にも晴着姿を見てもらい、お世話になった先生と
記念写真を撮っていました。
この時、この生徒から出た言葉が
「あと合格していないのは○○だけなんです。
みんな頑張ってきたから○○にも絶対受かって
もらいたいんです。もう、計算間違いばっかり
やっているみたいなんです。繰り上げ来ると思いますか?
藤田後期の面接対策、頼みますね」と自分のことより、
一緒に頑張ってきた仲間のことを気にしていました。
いわゆる多浪生だったその生徒さんは、精神的には
追い詰められていたようですが、クラス全体が
「みんなで医学部に行くんだ!!」という雰囲気だった
おかげで受験勉強を乗り切れたとよく話していました。
その翌日は別の生徒が「藤田の面接資料下さい」と
メルリックスに来ました。既に進学する医学部を決めていた
はずなので「あれ?藤田の後期、受けたの?」と聞くと
「いや、○○くんが藤田後期の1次通ったんですけど、
体調がイマイチだと言うんで、これから届けてあげるんです。
彼を目標に頑張ってきたんで」と話してくれました。
私は「入試は団体戦」と思っています。
みんなが頑張るから自分も頑張れる。
毎日同じ教室で勉強する仲間達といい関係を作ることは
本当に大切なことだと思います。