昨日は、帝京大学医学部の入試変更点についてお話ししました。
他にも、帝京大学の板橋キャンパスで行われた入試説明会では
メルリックスのスタッフが色々なお話をおうかがいしてきました。
帝京大学の入試について、
よくメルリックスに寄せられるお問い合わせのひとつに
「国語受験者は受からないというのは本当ですか」
というご質問があります。
帝京大学医学部は一般入試で国語を選択することができます。
私立医学部の一般入試は、英語・数学・理科2科目を
選択することがほとんどですが、
帝京大学医学部は、英語・数学・化学・生物・物理・国語の
6科目の中から3科目を選択し、3時間180分で解きます。
国語は現代文・古文・漢文から出題されますが、
選択問題があるので現代文のみで受験することもできます。
過去に、メルリックスからも国語受験で合格した
文系再受験生の方がいらっしゃいます。
その方は英語・生物・国語の3科目受験で
見事、合格を勝ち取られました。
先日の説明会で入試ご担当者におうかがいしたところ、
国語が得意な方はぜひ国語を選択して下さいとのことでした。
やはり、自分が得意な3科目で受けるのがベストだということです。
帝京大学医学部の一般入試ですが、複数日受験した場合は
最も点数が高い日の得点で合否を判定します。
今回の入試ご担当者のご説明では、
選択科目による有利・不利が出ないように
科目ごとの平均点を出して、点数を「調整」しているとのことです。
日本大学医学部や東海大学医学部のように
得点を偏差値化(標準化)しているわけではないとのことなので、
おそらくセンター試験で行われる「得点調整」のようなことを
行っているのだと思います。
ちなみに、センター試験で行われる得点調整とは、
地歴公民と理科に極端な平均点の差が生じ、
それが問題の難易度によるものと認められた場合に
行われる処理のことです。
帝京大学の入試ご担当者に確認したところ、
点数の調整(入試センター内ではこう呼んでいるそうです)については、
その考え方で合っていますとのことでした。
このことは、オープンキャンパスや入試説明会でも聞かれれば
受験生やその保護者の方々にお答えしているそうです。
また、今回は帝京大学医学部のセンター試験利用入試についても
詳しいお話をおうかがいすることができました。
その話は次回に。