昨日は聖マリアンナ医科大学でオープンキャンパスが行われ、
当校のスタッフがお邪魔してきました。
オープンキャンパスでは在校生の方が
愛情を込めて「陸の孤島」とおっしゃっていたようですが、
神奈川県川崎市にある聖マリアンナ医科大学は
新百合ヶ丘、溝の口、向ケ丘遊園などそれぞれの駅から
バスで15分~30分ほどのところにあります。
その分、キャンパスは広く、緑が豊かであり、
部活が盛んなことでも有名です。
さて、聖マリアンナ医科大学の入試では
今年から指定校推薦入試が1日で行われます。
これまでは2日間かけて、講義理解力テスト、基礎学力試験(英語)、
小論文、グループ討論、個人面接が行われていましたが、
今年から11月23日の1日のみになりました。
これは地方から来る受験生の負担を減らすためということで、
特に試験内容に変化があるわけではないそうです。
聖マリアンナ医科大学の指定校は全国に約300校あり、
年々受験者が増えているため、倍率は3倍前後となっています。
指定校推薦といえども、必ず合格が約束されているわけではありません。
なので、やはり受験生の方はしっかり対策をして臨みたいと考えられるようです。
メルリックスでも対策講座を毎年行っていますが、
聖マリアンナ医科大学の指定校推薦は、受験科目が独特で
対策を立てにくいように上手く作られていると感じます。
それでも今回のオープンキャンパスで、入試ご担当者から
なぜその受験科目を実施しているのかという大学側の意図を
お聞きすることはできたようです。
やはり大学側は学生が入学してからのことを考えて、
広い視野を持って入試を行っていると強く感じます。
また、聖マリアンナ医科大学の一般入試は、
小論文100点、個人面接2回とグループ討論1回で100点と
非常に2次試験の配点が高くなっています。
200点の配点がある2次試験で、受験生の一体どういうところを見ているのか、
こちらの方もしっかりお聞きすることができたようです。
聖マリアンナ医科大学といえば、個人面接でいわゆる圧迫面接が
行われるとよく言われますが、
大学の方にお聞きすると、圧迫面接をやろうという意図は全くないようです。
ただ、受験生の人間性をよく見るために、ひとつの質問に対して返って来た答に
「それはどういうこと?」と重ねて質問していくスタイルが、
緊張している受験生には圧迫と取られるかもしれないということでした。
いずれにせよ、伝えたいことを自分の言葉でしっかり面接官に伝えられるよう、
自分自身を掘り下げることが大事ではないかと思いました。
昨日は夏休みということもあり、
オープンキャンパスには高校生やその保護者の方も
たくさん参加されていたようです。
メルリックスでもオープンキャンパスでうかがったことを、
今後の指導に大いに役立てていきたいと考えています。
また先日、日本医科大学の2次試験に変更があることをお伝えしましたが、
初年度の学費が減額されることが発表されました。
平成26年度の学納金減額について
http://college.nms.ac.jp/news/935.html
【日本医科大学のホームページ】
初年度学納金が現行の588万円から545万円に43万円下がり、
6年間では2,813万円から2,770万円に下がります。
私立医学部の入試日程がすべて判明しましたので、
メルリックスでは2014年度の医学部入試日程表を
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http://nyushi.melurix.com/archives/192