愛知医科大学で、化学の出題ミスに伴う
採点のやり直しで18名が追加合格となったこと、
また一次試験不合格者のうち
一次試験の合格基準に達した受験生に
新たに二次試験を行ったことはご存知だと思います。
この追加合格者は来年4月入学となるのですが、
来年の愛知医科大学の入学定員に含まれるのか含まれないのかが
明らかではありませんでした。

また新たな二次試験受験者数、合格者数も不明でした。
これらを把握することができましたのでお伝えします。

まず、一次試験合格者基準に達した受験生は46名。
そのうち30名弱が二次試験を受験し、1名が合格となりました。

一次試験合格者基準に達した46名のうち1名は
センター試験利用入試で合格し、既に入学されています。
これで愛知医科大学の追加合格者は19名となり、
この方々が来年4月に愛知医科大学に入学を許されたわけです。

もちろん、この19名全員が来年4月に
愛知医科大学に入学するとは限りませんが、
入学するかどうかは辞退締切日の
3月後半にならないと分からないでしょう。

愛知医科大学を受験予定の受験生の皆さんにとって気になるのは、
この追加合格の19名が、来年の一般入試の基準定員約65名の中に
含まれるかどうかでしょう？

補助金の関係で医学部の入学定員は他学部とは違って厳密に
守られています。今年4月の愛知医科大学一般入試からの入学者は
定員約65名に対し、64名でした。

定員に｢約」と付いているのは、
推薦入試などでの入学者数との兼ね合いからです。
全体の入学定員を守る必要があります。

入学定員65名のうち既に19名が決まっているとなると
愛知医科大学志望者にとっては、残念なことになります。

しかし、追加合格者19名は来年の募集定員とは別枠とのことでした。

愛知医科大学を受験予定の皆さん、
余計な心配がなくなりましたので、勇気を持ってチャレンジして下さい。