今日はクリスマスイブですが、
医学部受験生にとっては関係ないようですね。
今夜もいつもと同じ様に生徒達は勉強を続けています。
さて、模擬試験を受験すると志望校の合格可能性判定をするために
志望校を何校か記入します。
その模試で記入された志望校の状況を丹念に見ていくと
各大学の医学部志願者数がどうなるか予想することができます。
今年の模擬試験で記入された志望校の状況を見ると
国公立医学部は前年と比べて横バイ、
それに対し私立医学部は微増が予想されます。
私立医学部の志願者数は昨年、大きく伸びましたので
「もうこれ以上は」と思っていましたが、
模試の志望校の状況を見ると微増となりそうです。
各大学ごとの医学部志願者予想は、おいおいお伝えてしていくとして、
今日は医学部センター試験利用入試について、お伝えします。
16大学の医学部で行われる医学部センター試験利用入試は、
どの大学を見ても模試で書かれた志望校の状況は
軒並み30%程度増加しています。
ここ数年続いた私立医学部での学費値下げの効果で
国公立医学部志望者が私立医学部センター試験利用入試に
関心を高めていると考えられます。
私立医学部のセンター試験利用入試のボーダーラインは
正答率90%程度と非常に高いのですが、この状況は変わりそうになく
ひょっとすると更に高まることも考えられます。
やはり私立医学部入試は「厳しい」という一言しかありません。
センター試験利用入試は、甘くは見られないことを忘れないで下さい。
仮にうまく行かなくても本当の勝負は、その後の一般入試です。