2014年度入試の大学入試センター試験が、とりあえず終わりました。
「とりあえず」としたのは、1月25日(土)、26日(日)に追・再試験が行われるからです。
何らかの事情でセンター試験の追・再試験を受けることになった受験生は、
「他の人よりセンター対策をやる時間が増えてラッキー」と考えてください。
センター試験当日、風邪を引いたりして受験できず、
気分的に落ち込んでいる医学部受験生もいるかもしれませんが、
ポジティブシンキングで行きましょう。
さて、昨日行われたセンター試験の数学と理科ですが、
数学ⅠAは予想通り易化したようです。
昨年の数学ⅠAの平均点は51.2点でしたが、今年は65点程度になりそうです。
昨年よりも、平均点が14点程度上がりそうです。
また、数学ⅡBの平均点は昨年並みとなりそうです。
理科ですが、化学Ⅰの平均点は上がりそうです。
医学部を目指している受験生なら、満点の受験生もそれなりにいそうです。
生物Ⅰは、図や表、グラフが増えたこともあり、受験生はやりにくさを感じたようです。
その結果、平均点は5点程度下がると思われます。
昨年は理科3科目の平均点に大きな差はなかったのですが、
今年は生物Ⅰと物理Ⅰで8点程度、生物Ⅰと化学Ⅰですと13点程度の差が付きそうです。
気になる5教科7科目(900点満点)の平均点は、
理系で570点程度、文系で540点程度になりそうです。
河合塾、代々木ゼミナール、駿台・ベネッセの3予備校が予想する、
1/20現在のセンター試験予想平均点をまとめましたので、参考にしてください。
なお、最終的にはそれぞれの予備校のホームページでご確認ください。
大学入試センターからの平均点の中間発表は、1月22日(水)の予定です。
河合塾 | 代ゼミ | 駿台・ベネッセ | 3予備校平均点 | 大学入試センター中間報告 | 2013平均点 | 3予備校平均点-2013平均点 | |
英語(筆記) | 120 | 120 | 122 | 120.7 | 119.15 | 1.5 | |
英語(リスニング) | 33 | 33 | 32 | 32.7 | 31.45 | 1.2 | |
数IA | 65 | 65 | 66 | 65.3 | 51.20 | 14.1 | |
数IIB | 54 | 55 | 56 | 55.0 | 55.64 | -0.6 | |
国語 | 99 | 98 | 100 | 99.0 | 101.04 | -2.0 | |
物理I | 60 | 65 | 66 | 63.7 | 62.70 | 1.0 | |
化学I | 70 | 69 | 67 | 68.7 | 63.67 | 5.0 | |
生物I | 53 | 56 | 58 | 55.7 | 61.31 | -5.6 | |
5教科7科目文系 | 535 | 546 | 552 | 544.3 | 530.3 | 14.0 | |
5教科7科目理系 | 565 | 571 | 579 | 571.7 | 552.3 | 19.4 |
※2013年度の5教科7科目は、3予備校が出した予想点の平均
ところで昨日、センター試験の国語の平均点は若干上がるのではないかとお伝えしましたが、
3予備校の予想平均点を見ると、いずれの予備校も前年の平均点を更に下回ることを
予想しています。
大学入試センターが発表する正式な平均点がどうなるのか分かりませんが、
3予備校が揃って前年を下回ると予想していますので、こちらもお伝えしておきます。
さて、気になる私立医学部のセンター試験利用入試のボーダーラインですが、
私達もそれぞれの大学の医学部センター試験利用入試のボーダーラインがどうなりそうか、
予想を進めています。