本日は岩手医科大学医学部と兵庫医科大学の1次試験日です。
どちらの大学も東京、大阪、福岡で
1次試験を受験することができます。
岩手医科大学医学部は他にも試験会場があります。
岩手医科大学医学部は、メルリックスでは生徒に受験を勧めています。
岩手医科大学医学部の昨年の1次試験合格者は650人でした。
私立医学部の1次試験合格者は400人程度の大学がほとんどですが、
岩手医科大学医学部では600人を超える1次試験合格者を出します。
私達が発行している「私立医学部受験攻略ガイド2014」には
様々なランキングを載せていますが、
その一つに「1次合格実質倍率ランキング」があります。
このランキングをご覧いただければお分かりいただけますが、
私立医学部で最も1次試験に合格するチャンスの大きい大学が
岩手医科大学医学部です。
1次合格者数も1次合格実質倍率が低いのも岩手医科大学医学部がトップです。
私立医学部で1次合格実質倍率が最も高いのは
昭和大学医学部(Ⅱ期)の21.0倍でした。
前期・Ⅰ期では東海大学医学部の10.3倍でした。
これに対し岩手医科大学医学部の1次試験合格実質倍率は3.3倍でした。
また、2次合格での入試難易度も岩手医科大学医学部は医学部の中では、
それほど高いわけではありません。
入試にはメンタルが大きく影響します。
早い段階で1次試験に合格しておくと「よしっ!!」という気持ちになれます。
このことからメルリックスでは
1次試験に合格するチャンスの大きい岩手医科大学医学部の受験を勧めています。
また、岩手医科大学医学部は2次試験も東京で受験することができます。
2次試験が受けやすいことも受験生はありがたいことだと思います。
ところで岩手医科大学医学部にせよ、兵庫医科大学にせよ
「大学の地元で受けた方が有利か?」とよくお尋ねをいただきます。
全く関係ありません。
「地元有利ではないか?」と聞かれることが多いのですが、関係ありません。
百歩譲って、そういうことが仮にあったとしても試験会場とは、
なんの関係もありません。
地元の受験生が欲しければ地域枠で取ります。
岩手医科大学医学部も兵庫医科大学も推薦入試で地域枠入試を行っています。
地域枠とは異なりますが、
兵庫医科大学には一般入試で定員5名の「兵庫県推薦入学制度」があります。
これは兵庫医科大学の一般入試受験者の中から兵庫県が推薦をするという制度で、
兵庫県の推薦を受けて兵庫医科大学に入学すると6年間で4,540万円が貸与され、
一定の条件を満たせば貸与金の返還が免除されるという制度です。
この兵庫県の推薦を受けて兵庫医科大学に入学することは、
普通に一般入試を受けて兵庫医科大学に入学するよりは、
入試の難易度は下がるようです。
今の私立医学部入試は複雑で多様になっています。
情報感度は磨き澄ませて下さい。
ちなみに昨日の愛知医科大学の志願者は2,169人で昨年を443人上回りました。
そのうち東京会場を選択した志願者は872人だったようです。
また問題の難易度は、どの科目も昨年並みだったようです。
愛知医科大学の1次試験合格発表は来週の月曜日、1月27日です。
本日の岩手医科大学医学部1次試験で東京会場を選択した志願者は
1,873人ではないかと思われます。