医学部入試

杏林大学医学部 1次試験

本日は杏林大学医学部の1次試験日です。

杏林大学医学部の志願者は昨年を645人上回る2,770人でした。
30.4%増です。

杏林大学医学部の志願者数は2000年度入試では1,580人でした。
そこから徐々に志願者を増やし2004年度に2,000人を超えました。
2005年以降は、しばらく横這いでしたが今年度は恐らく過去最高、
少なくとも2000年代で最高の志願者数となりました。

杏林大学医学部1次試験合格者は、
ここのところやや増えているように感じます。
これまで400人を超えることはなかったのですが、
昨年は1次合格413人と400人を超えました。

今年はどうなるか分かりませんが、400人前後であることは間違いないでしょう。
仮に1次合格者が400人だとすると1次合格倍率6.9倍になります。

杏林大学医学部で注意しなければならないことは
1次試験の合格発表の翌々日が2次試験日だということです。

つまり、杏林大学医学部の1次試験に合格しても
杏林大学医学部の2次試験の準備をする時間が限られているということです。

杏林大学医学部の1次試験合格発表当日は獨協医科大学1次試験日です。
翌日は聖マリアンナ医科大学の1次試験日です。

こうなると、獨協医科大学または聖マリアンナ医科大学の1次試験を終えて
大急ぎで杏林大学医学部2次試験対策をしなくてはならない受験生も多いでしょう。

杏林大学医学部の小論文はここのところ、
新聞記事を読ませて自分の考えを書かせる問題が出されています。
60分800字です。

また杏林大学医学部の面接は事前に志望理由、経歴などのアンケートを書かされ、
そこから聞かれることが多いので、できればアンケートをどう書くか考えておいた方がいいでしょう。
何気無く書いたことに突っ込まれないように注意して下さい。

ところで今日は、杏林大学医学部試験会場五反田TOC
早めに着いたのでTOC1階コーヒーショップに入りました。
そこでは私より更に早く、杏林大学の試験開始2時間前には着いていたと思われる受験生が
10人近く勉強をしていました。

後から来る杏林大学医学部受験生の席が無くなってはいけないと思い、
早々に店を出ました。

TOCの入口に立って生徒を激励していると、
私の後ろで受験生が携帯電話で話していました。

「受験票には三鷹キャンパスって書いてあるんだけど…」
電話の相手は母親だと思いますが、「どうしよう…」といった感じでした。

中に入って係の人の指示を仰ぎなさい。多分こっちで受けられると思うよ
と差し出がましく話しかけました。

その受験生は外に出て来なかったので、
TOCで受験することができたのではないかと思います。

それにしても入試では、いろいろなことが起こりますね。

先日お伝えした「去年、担任時計を届けた」というのは、
なんと試験会場に入ってから時計の電池が切れて
動かなくなっていることに気がついた生徒からのSOSに対応したものでした。

その生徒も無事に医大生になりましたが、
入試では本当に思いもよらないことが起きるものです。

去年は受験票を忘れた生徒からのSOS
担任が「いいから行け!!」と言ったこともありました。
その生徒も医大生になりました

ちなみに行けばなんとかなります

何もないのが一番ですが、何かあった時は
何かあった人は受かってる」と思って下さい。