1月23日(木)に行われた金沢医科大学1次試験の志願者数、受験者数が判明しました。
一般入試の定員約70人に対し2,939人が出願し、そのうち2,827人が受験しました。
金沢医科大学の志願倍率は42.0倍でした。
受験者で倍率を考えても40.4倍と、40倍を超えました。
金沢医科大学の志願者数、受験者数ともに、おそらく過去最高だと思います。
金沢医科大学の志願者数は、2000年代に入った頃は1,800人前後でした。
2001年度入試の志願者は1,397人でした。
そこから徐々に志願者数を伸ばし、今年度では2,939人と、
志願者3,000人が見えるところまで来ました。
2001年度入試の2倍以上、1,542人も志願者が増えています。
今までのところ、私立医学部の志願者数は今年も伸びを感じます。
昨年も「私立医学部の志願者数の伸びも止まるだろう」と思っていましたが、
結果は私立医学部全体で一気に1万人以上も志願者が増え、驚きました。
今のところ、志願者減が確定したのは、1次試験日が4校重なったうちの1校、
福岡大学医学部だけですが、この他に前年の志願者数を割るかもしれないと考えているのは、
慶應義塾大学医学部くらいです。
また、昨年志願者が大きく増えた日本大学医学部も、反動があるかもしれません。
この他の医学部は、多少なりとも志願者が増えそうです。
ところで、金沢医科大学の志願者数や受験者数、川崎医科大学の受験者数は、
大学のホームページには出ていません。
そのことで数字の信頼性に疑問を持たれる方もいらっしゃるかもしれませんが、
数字の信頼性には自信を持っています。
私立医学部の志願者数はコチラ