医学部入試

私立医学部志願状況(1月29日)

メルリックス学院のホームページでは私立医学部志願者数受験者数
1次合格者数などを毎日更新しています。
http://www.melurix.co.jp/pdf/HPnyushi14(i).pdf

医学部の公式発表以外でもメルリックスの独自調査で
間違いのない数値は載せていますので参考にして下さい。

さて、2月2日の東京試験会場と大阪試験会場の
収容能力を超える出願があった東海大学医学部ですが、
志願者が4,980人まで伸び、5,000人の大台超えが見えてきました。
ただ、出願締切の関係でこれ以上は増えないと思います。

昨年、志願者数を大きく伸ばした東海大学医学部ですが、
今年も志願者数の伸びが続いています。

東海大学医学部は1次試験日が2月2日、2月3日の2日間ありますが、
志願者が多いのは2月2日と考えられます。
この2月2日は他の医学部1次試験との重複がなく、
志願者を集める大きな要因となったと考えていいでしょう。

ただし、2月2日は順天堂大学医学部北里大学医学部
埼玉医科大学兵庫医科大学の2次試験日でもありますので、
ある程度の欠席者は出ると見ていいでしょう。

2月3日の東海大学医学部1次試験日は日本医科大学
福岡大学医学部の1次試験、帝京大学医学部の試験と重なりますので、
この日の医学部受験生は4大学に分散したと思われます。

東海大学医学部の1次試験の理科は1科目を選択します。
また、1次試験日が2日あります。受験日や理科の選択科目によって
有利、不利が出ないように合否の判定は偏差値換算して行われます。

偏差値は母集団によって数字の出方が全く違います。
2月3日は成績上位者層が日本医科大学に流れることが考えられると同時に
九州の受験生は福岡大学医学部に出願するでしょうから、
偏差値は2月2日より2月3日の方が高く出ることが予想されます。
生徒にも2月3日の受験を勧めました。

ところで、先日お伝えしました東海大学医学部神奈川県地域枠
定員増について、文部科学省の正式認可が下りました。

定員増を見越して出願していた医学部受験生の皆さんは
ホッとしたことでしょう。

話は変わりますが、学費を値下げした帝京大学医学部志願者が、
かなり伸びているようです。

これについては、後ほど改めてお伝え致します。