先日、8,800人程度とお伝えした帝京大学医学部の志願状況ですが、
メルリックスの生徒達から新たに聞いた受験番号から推測すると、
どうやら志願者数は8,000人程度で落ち着きそうです。
もちろん、これらは受験番号から推測した仮定にすぎませんが、
メルリックス生の受験番号一覧を照らし合わせてみると、
1日目が1,700人程度、2日目が3,100人程度、3日目が3,200人程度と
読むことができます。
3,000人に収まりきらなかった2日目の受験番号を
どのように振り分けているのかと思っていたのですが、
どうやら上3ケタの整理番号を変えることで対応しているようです。
それにしても、3日間で約8,000人の志願者というのはすごい数字です。
昨年の帝京大学医学部は5,367人と過去最高の志願者数を集めましたが、
この推測が正しければ、それをはるかに上回っていることになります。
もちろん、この約8,000人の中には、2日間出願している人や
3日間連続で出願している人も含まれていますから、
実際の受験生の数はもっと少なくなります。
複数の大学に出願していて当日そちらに行く人や、
他大学の2次試験に行く人もいるでしょうから、
当然ながら欠席者も出ます。
昨年の帝京大学医学部は5,367人が出願して、実際の受験者数は4,748人でした。
今年も欠席者は出るでしょうが、それにしても8,000人の志願者というのは
医学部受験において前代未聞の数字です。
学費の値下げとセンター試験で国語の平均点が悪かったことが
志願者増に大きく影響していると考えられますが、
ここまで志願者が増加すると、ボーダーラインがどれぐらい上がるのか、
合格しても辞退する人がどのぐらい出るのか、予測がつきません。
しかし、ここまでやってきた医学部受験生の皆さんは、
自分の努力を信じて頑張るしかないと思います。
志願者の多さに惑わされることなく、当日は自分の力を
思いきり発揮して下さい。
最後まで諦めない受験生に合格の女神は微笑むと思います。