2月7日(金)に帝京大学医学部の合格発表があり、
119人の医学部受験生が帝京大学医学部に合格されました。
8,100人程度の帝京大学医学部志願者の中から
119人が正規合格されました。
この正規合格者を帝京大学医学部の3日間の試験日別に見てみると
第1日目での合格者は45人、
2日目の合格者は58人、
3日間の合格者は14人でした。
帝京大学医学部の合否判定は、受験日や受験科目と関係なく、
3科目合計の得点を高得点から並べて合否を決めます。
合格圏内に同一人物の別々の試験日の得点が入っていた場合は
高い方の得点を使用します。
今年は上位119名までを合格としたということです。
これらのことから、今年の帝京大学医学部の問題は
3日目が難しかったと言えるかもしれません。
もちろん、3日間それぞれ受験者層に違いがあったり
受験者数も違います。
ちなみに3日目は東京慈恵会医科大学の1次試験と重なっていますので、
成績上位層は東京慈恵会医科大学に流れたとも考えられます。
ただ、メルリックスの生徒を見ていると東京慈恵会医科大学受験者は
帝京大学医学部を受けない生徒が多いので、
あまり影響はないように思います。
今年の帝京大学医学部の1日目は日本医科大学の1次試験と重なっていました。
しかし、1日目の試験での合格者は45人と多いので、
日本医科大学との試験日重複の影響もあったでしょうが、
それ以上に問題が易しかったと考えていいと思います。
日本医科大学と試験日が重なった1日目の合格者が45人で
東京慈恵会医科大学と試験日が重なった3日目の合格者が14人ですので、
やはり3日目は問題が難しかったと考えてもいいと思います。
さて、帝京大学医学部は繰り上げ合格候補者(補欠)の発表をしません。
今回発表の119人の中から辞退者は出ますので、
繰り上げ合格(帝京大学医学部では追加合格)となる受験生も当然、出ます。
昨年の帝京大学医学部での追加合格ですが、
正規合格者の手続き締切日の翌日に1回目が出ています。
今年で言うと2月14日(金)が手続き締切日ですから、
早いと翌2月15日(土)、場合によっては
週明けの2月17日(月)になるかもしれません。
昨年の帝京大学医学部の繰り上げ合格者(追加合格者)は86人でした。
帝京大学医学部では追加合格者には直接、電話をします。
電話に出ることができなくても
合格通知と入学手続き書類は送られて来ます。
もうしばらくお待ち下さい。