今日、2014年3月11日は東日本大震災が起きてから
ちょうど3年になります。
震災の日はちょうど昭和大学医学部のII期対策が行われていました。
受講生の中には、地方から受験のために出て来た方もいらっしゃったので、
泊まっているホテルまで車でお送りしました。
交通機関がストップして帰れなくなった生徒もいたので、
私も生徒と一緒にメルリックスに一晩泊まりました。
泊まる生徒のために毛布を確保しようと、
渋谷駅前のデパートまで行き、選ぶ余裕もなく
毛布を5枚買うことができました。
あれからメルリックスでは大災害時のマニュアルを改めて見直し、
災害用の備蓄用品を各校舎で用意しています。
またコンビニエンスストアはもちろん、
自動販売機、公衆電話の場所も把握しています。
自前の食堂キッチンメルの役割も決めています。
大災害時のマニュアルは常に私のデスクの横に貼ってります。
3年経った今も、避難生活を強いられている方は26万人以上、
行方不明になっている方も2,600人以上いらっしゃいます。
宮城県出身の生徒のご自宅は、
最近になってようやく工事業者の順番が回ってきて、
破損した箇所の修理が終わったとのことです。
震災からの復興や東北地方における医師不足を鑑み、
早ければ2015年の4月にも、東北地方に医学部が設置されるかもしれません。
もし、認められれば1979年の琉球大学以来の医学部新設となります。
今のところ、東北福祉大学と東北薬科大学が医学部新設の構想を打ち出しており、
2014年6月にどちらが採択されるかが決まる予定です。