メルオン

実は、メルリックスにはジンクスがあります。
医学部補欠繰り上げを待っている方が
メルリックスに来年度の入学願書を出すと、
繰り上げ合格が回ってくるというジンクスです。

今年もそのジンクスは健在のようです。
選抜テストに合格し、
来年度に向けての勉強を始めていた生徒のところに
相次いで繰り上げ合格の連絡が届きました。

まずは昨日の夕方、埼玉医科大学の前期・後期の補欠を
持っていた生徒のところに繰り上げの連絡がありました。
この生徒さんは、旧課程と新課程の移行期間となる
来年度の生物を非常に心配されていて、
講師室の棚に見本用として置いてあるセミナー生物を使って
既に自分で学習をスタートしていました。

自宅の電話に大学からの留守番電話が入っていたそうですが、
タッチの差で合格祝賀会には参加できませんでした。

今日、大学に入学手続きの書類を取りに行く途中に
メルリックスに寄ってくれたので、
記念品をお渡しして、合格者が寄せ書きした色紙を
書いていただきました。

もう1人の生徒もやはり選抜テストに合格しており、
メルリックスの自習室で既に来年度に向けての学習を
スタートしていました。

今日の午前中に金沢医科大学から繰り上げ合格の
連絡があったようです。

この生徒さんは金沢医科大学の1次試験の手応えが
あまり良くありませんでした。
金沢医科大学の2次試験日は2月3日にしていたのですが、
帝京大学医学部も2月3日からの3日間、出願していたので、
「可能性の薄い金沢医科大学の2次試験に行かずに、
帝京大学を3日連続で受けた方が合格の可能性が高いのではないか」
と担任に相談していたようです。

この生徒さんは数学に苦手意識があったのですが、
話を聞いた担任は
「本人が思うほど数学で失点していないのではないか」
と感じ、金沢医科大学の2次試験に行くよう勧めたとのことです。

メルリックスの生徒達は入試から帰って来ると
その日の出来を口々に話してくれますので、
それを聞いた担任は、皆が大体どのぐらい出来ているかを予測し、
ここで弱気になる必要はないと判断したようです。

医学部入試に携わっていると、
本当にちょっとしたことで、その後の人生が
がらりと変わってしまうことがあります。

繰り上げ合格も、毎年「あと1人」のところで
合格できなかった受験生がたくさんいることを思うと
何とも言えない気持ちになります。

土曜日の今日も繰り上げ合格は動いており、
東京女子医科大学も40番台半ばまで繰り上がっています。

また今日の13時現在で、
福岡大学医学部一般55番と昨日から5人回っています。
センター利用58番と動きがありません。
久留米大学医学部も昨日の58番から動いていません。

今年は週明けの月曜日が3月31日ということもあり、
最後まで繰り上げ合格が回ると思います。
またわかり次第、このブログでお伝えしていきます。