医学部入試

何のために勉強するのか

今年、残念なことに医学部に合格することができずに
来年の医学部合格に向かって勉強を新たにスタートさせた浪人生の方も、
高校3年生になりいよいよ受験学年になられ医学部合格を目指される方も
みなさん共通して、何のために勉強をするのか今のうちに一度確認しておくといいでしょう。

もちろん、人間としての教養を磨くとか大学に進学してからのことですとか
いろいろあるでしょう。
しかし、私の立場から言わせていただくと、とりあえずこの1年は
医学部に合格するために勉強する1年ではないでしょうか?

医学部に合格するために勉強をするとすれば、どういった勉強が
必要になるのでしょうか?

私立医学部受験生であれば、来年の私立医学部一般入試の当日、
そこで出題された問題を解くために勉強をすることになるはずです。

また、そこで出題された問題全てが解ければ最高ですが、
それは現実的ではなく、目指すべきはそこで出題された問題で
合格最低点はいつでも確実に取れるということです。
そして、そのための勉強をするのです。

であれば、私立医学部で出ない問題を解けるようにする必要はありません。
もちろん、どんな問題も解けるようになればいいのですが、まずは
私立医学部入試で出題される問題を解けるようにすることに集中するべきです。

国公立医学部入試では出題されるが、私立医学部入試では
出題されない問題は、手を付ける必要はありません。
受験は時間との戦いでもあります。あれもこれもとどんな難問だろうと
何でも出来るようにする時間は、普通の私立医学部受験生には無いでしょう。

限られた時間を効率よく使うためには、「やるべきもの」「やらなくていいもの」
をしっかり理解する必要があります。
そのためには、私立医学部入試の特徴を理解し「どこまでやればいいのか」と
「他学部以上に深くやる必要のあること」を見極めることも欠かせません。

特に来年入試は新課程入試になります。
来年の入試では予備校の力の差が出ると思います。

つまり「新課程入試になって何が変わるか」「新課程入試になって、
やらなくてよくなったもの。これまで以上に深くやる必要のあるもの」

見極める力が予備校によって差が出ると思います。

私立医学部入試をずっと見続けてきたメルリックスの先生達は、
課程が変わると私立医学部入試では何が起きるのかも熟知していて
大胆に新課程入試対応カリキュラムに変更しました。

メルリックスの渋谷校は、入学受付を3月末で締め切りました。
福岡校も定員に近づいてきました。
こうした医学部受験生の皆さんのご期待に応えられるよう、一層頑張らなくては
と気を引き締めています。

ちなみに今年は、新課程入試ということもあり、毎月必ず何日かは
福岡校に入り福岡校の生徒さんの後押しもしていきます。