福岡大学医学部の推薦入試は公募推薦A方式と
地域枠推薦の2種類の推薦入試が行われます。
福岡大学医学部推薦入試A方式は各科目50点の
英語と数学の学力試験があり、更に面接と調査書
7合わせて20点の配点もあります。合計点120点で
合否が判定されます。受験者資格は評定平均3.7以上、
1浪までとなります。
福岡大学医学部推薦入試の英語と数学は60分で
2科目を解きます。英語と数学の2科目で60分という
ことからもわかるように問題そのものは難しくありません。
過去問が公表されていますので早めに過去問に触れて、
問題レベルを自分で感じ取っておくといいでしょう。そうすると
福岡大学医学部推薦入試では、どの位のレベルの過去問が
解ければいいのかが分かります。日頃の勉強に是非活かしてください。
福岡大学医学部推薦入試では英語と数学を一度に60分で
行いますので、どちらの科目から手を付けるのか、最初の科目に
どれ位時間をかけるのかを事前に考えておく必要があります。
こういったことからも過去問は、やっておく必要があります。
福岡大学医学部の推薦入試では、面接と調査書に20点の
配点がありますが、実質的に面接20点と考えていいと思います。
福岡大学の入試担当者の説明を何度も聞いて「欠席などを見る」
と話して下さいますが、私は調査書で差は付かず面接20点と
考えていいと思っています。
その福岡大学医学部推薦入試の面接ですが、基本的に5人が
1グループになってグループ討論、グループ面接の両方を行います。
グループによってはグループ討論、グループ面接のどちらか一方だけで
終わることもありますが、両方の準備をしておくべきでしょう。
グループ討論、グループ面接は一人では準備できません。
討論であれ面接であれ、他の受験生の発言への反応の練習は
欠かせません。頭の中で考えるのと実際にやってみるのとは、
やはり大きく違います。本を読んでスポーツが上手くなるわけでなく、
実際に身体を動かしてこそスポーツも上達します。
福岡大学医学部推薦入試を受けるのであれば一度は
グループ討論、グループ面接の練習をして下さい。
8月24日(日)に福岡校で行う「福岡大学医学部推薦入試
グループ討論対策講座」には私も福岡にいき直接、指導させて
いただきます。
福岡大学医学部A方式推薦入試の合格者ですが、昨年は
18名が合格しましたがそのうち12名が現役で1浪は6名
でした。これは志願者216名のうち、かなりの部分が現役生
だったと思われます。実際、メルリックスからの福岡大学医学部
A方式推薦入試は現役生の方が多くなります。特に現役有利と
いうことはないと考えています。
福岡大学医学部地域枠推薦入試については次回に。