昨日、メルリックスでは願書記入会を行いました。
この日までに担任と生徒が、それぞれの受験校を
一緒に考えていました。まだ最終的に決めきれない
生徒もいますが、受けるかもしれない大学を含めて
入学願書は全てメルリックスで無料で用意して昨日、
生徒一人ひとり願書の束を渡しました。
入学願書を書いて提出しなければ受験はできませんが、
願書を取り寄せたり、願書を書いたりすることには
なるべく時間を使いたくはありません。
そこで昨日は、小論文の講師3人が待機して志望理由
を仕上げたり、写真館さんが出張しての証明写真の
撮影を行いました。私達スタッフも願書を記入する
生徒達からの質問を受けました。
昨日は「間違えて書いたが、どうしたらいいか」とか
「黒ボールペンとあるが、この筆記用具は黒ボールペン
にあたるか」「高校卒業後の経歴はどう書いたらいいか」
などの質問がありました。
また、改めて医学部の受験校の相談もありました。
「1月25日の埼玉医科大学、藤田保健衛生大学、
近畿大学医学部、川崎医科大学の1次試験が
重なった日は、どの大学を受ければいいのか」
という相談もありましたが、まずは「合格の可能性
を追うのか、志望順位を大切に考えるのか」を確認
し、合格可能性を追うのであれば
「過去問は解いたか?解いたなら感想は?」
「去年は受けたか?受けたのなら、受けた感想は?」
「この日の前後の受験校はどうなっているのか」
「得意科目、苦手科目の配点はどうなっているのか」
「2次試験日は他の受験予定校と重ならないのか」
「1年生は全寮制の大学もあるが、寮生活は大丈夫か?」
「地域枠はどうする?」
などを生徒に確認し
「それなら、この大学じゃない?」とアドバイスをしました。
また、ある生徒には「杏林大学医学部で正規合格者か、
補欠でもいい補欠順位だったら、こうしよう。
杏林大学医学部がうまく行かなかったら、こうしよう」
と流れを見ながら受験校を変えていくことをアドバイス
しました。
また別の生徒からは「この大学の2次試験日をこの日に
したいが、どうしたらいいか」と聞かれ「ほら、ここに
小さく『特別な理由があれば2次試験の希望日を申し出ろ』
とあるでしょう。2次試験の希望日を書いて理由は、こう
書けばいいよ」と話しました。
こういった受験校の選定や出願書類の書き方などで、
生徒達は私が思う以上に迷うようです。他の担任も、
ずっと生徒の相談を受けていましたが、医学部に
合格して「あの時は悩んだよね」と笑える日が来る
ことを祈るばかりです。