順天堂大学医学部の面接対策のまず第一歩は
「持参する資料をどう揃えるか」から始まります。
何でもかんでも持っていけばいいというものではなく、
順天堂大学医学部が面接の時に持参して欲しいものを
持っていく必要があります。
そのためには、順天堂大学医学部が見たいものは何か、そして、
そもそも何のために資料を持参させるのかを考えなくてはなりません。
以前、順天堂大学医学部の面接では、親の面接も行われていました。
その時は受験生の親には「これまでどのような教育方針で育ててきたのか」
「親から見て、どのような子供か」などが聞かれていました。
順天堂大学医学部としては、勉強はもちろんですが、
勉強以外のことにもいろいろチャレンジし、
様々な経験を重ねてきた人材を求めているのです。
勉強は確かにできるけど、勉強しかしてこなかった受験生が
良き医療人となることができるのか、という点に疑問を感じているのです。
1年次の寮生活では、頭脳エリートの医学部生とはかなり雰囲気の違う
肉体エリートのスポーツ健康科学部の学生と2人で一部屋の共同生活になり、
多様な人間との交流を求めています。
順天堂大学医学部の面接では、自分の感性や識見、教養などを分かってもらい、
順天堂大学が考える医師となるべき人物であることを
4人の面接官に伝えることが必要です。
ですから、そのための資料を用意してください。
用意した資料は面接官に見てもらいます。
「見ていただく」と言った方がいいかもしれません。
ですから当然、面接官が見やすいように資料を整理する必要もあります。
そして、それらの資料について「なぜ、やろうと思ったのか」
「その活動を通じ、何を学んだか」を言えるようにしておいてください。
また、小論文で自分が書いたことについてもよく聞かれます。
なぜその内容を書いたのかを整理しておいてください。