入試が直前となった今、受験生の皆さんに気を付けて
ほしいことがいくつかあります。そのうちの一つが「新しいこと
ではなく、今までやってきたことの定着を目指す」です。
受験生心理としては、どんな問題が出題されるか分からない
だけに、どんな問題にも対応できるようにしたいと考えるのは
当然といえば当然でしょう。
入試で出題されたどんな問題でも解けるようになれば、それは
もう最高ですね。
しかし、実際にそこまで行くのは無理と考えるべきでしょう。
どんな問題にも対応できるよう、この時期も次々と新しいこと
をやることはどうでしょう?
入試が満点を取る戦いなら、できる限り新しいことに手を付け
ていくのもアリかもしれません。
しかし、入試は満点を取る戦いではありません。残された時間
が短いのですから、その限られた時間の中で、いかに効率よく
得点力を上げるかを考えるべきです。
そうであれば、覚えたはずなのにすぐには出てこないことや、
やったはずなのに出来ないことをやり直す方が時間を考えれ
ば効率的です。新しいことをやりたくなるかもしれませんが、
残された時間を考えて下さい。
さて、帝京大学医学部センター試験利用入試の2次試験
ですが、英語と面接が行われます。帝京大学医学部センター
試験利用入試の配点は、1次試験のセンター試験が300点、
そして2次試験の英語が300点の合計600点満点になります。
私立医学部のセンター試験利用入試で、ここまで2次試験の
配点が高い大学はありません。センター試験で多少点が取れ
なくても2次試験で十分逆転が可能です。英語が自信があれ
ば600点満点中、英語が400点と考えて強気で出願しても
いいでしょう。
ただ、帝京大学医学部センター試験利用入試2次試験の
英語は、通常の英語とかなり異なります。帝京大学医学部
センター試験利用入試に出願するのであれば、2次試験の
独特の英語の対策もしっかり行うようにして下さい。