大学入試全体を見回しても、医学部が突出した難しさであることは事実です。
他の学部であれば、いわゆる「すべり止め」が存在しますが、
医学部には残念ながらすべり止めは存在しません。
医学部受験生の中には、そんな高い壁を前にして、
今から諦めムードになっている受験生もいるかもしれません。
毎年、入試が終わって感じるのは、
「受かるべき人は、どこの大学かは分からないがちゃんと医学部に合格する」
ということと、「最後に一気に伸びる人がいる」ということです。
受験生が伸びる時期は人によって異なります。
最初からスムーズに伸びていく人もいますが、途中、なかなか結果が出ず、
最後の最後になって、まるで水を注ぎ続けたコップから水があふれるように
一気に伸びる人もいます。
模擬試験は、だいたい10月で終わります。
採点から返却まで1か月以上かかりますので、
センター模試などの特別な模試を除けば10月いっぱいで終わります。
つまり、偏差値とか得点といった客観的なデータで伸びを計ることができるのは10月まで
ということになります。
11月、12月、そして1月以降の伸びを客観的に知ることは難しいのです。
最後に受けた模試の結果が思わしくなくても、そこから大きく変わっているかもしれません。
誰もが経験していると思いますが、試験直前の追い込みは効きます。
入試が終わるまでを考えれば、まだ2か月あります。
ここから先の2か月間で大きく伸びることだって十分あります。
医学部受験生の中には「なぜか自分の出来る問題ばかりが
出されることがないだろうか」と奇跡を願っている人もいるかもしれません。
多くの受験生がそう考えているのかもしれません。
しかし、「奇跡は努力を続けたもののところにしか舞い降りない」ということを
忘れないでください。
逆に言えば、努力を続ければ奇跡もあるかもしれないということです。
諦めるのはまだ早い!!
メルリックスでは、最後まで頑張る生徒たちに多少なりともホッとする時間を
持ってもらうために、合格お菓子を用意して、自由に持って行ってもらっています。
ちょっと息抜きをしたら、さあもう一頑張り。