今日は帝京大学医学部の3日ある試験日の初日でした。
帝京大学医学部は昨年、募集定員107名に対して8334名が志願し、
志願倍率77.9倍という大変な倍率になりました。
志願者数を見て圧倒された受験生もいたのではないでしょうか?
ただし、気を付けてほしいのは、帝京大学医学部を出願したものの、
欠席する受験生も少なくないということです。
例えば昨年であれば、帝京大学医学部の志願者は8,334名でしたが、
受験者は7,527名でした。
帝京大学医学部出願者のうちの、実に807名が受験していません。
また、募集定員は107名ですが、
昨年の正規合格者は119名でした(地域枠を含む)。
更に、繰上げ合格者は103名でしたので、
帝京大学医学部の総合格者数は222名でした。
受験者数と総合格者数で見た実質倍率は33.9倍で、
志願倍率の77.9倍とはかなり違ってきます。
それでも高倍率なことには変わりませんが、
77.9倍と33.9倍では感じ方も違うのではないでしょうか?
ところで、帝京大学医学部は3日間試験があり、
初日に出題された分野が2日目、3日目に出題されることは
あまりありません。
出題者としては、「全範囲まんべんなく」という意識が働くのでしょう。
だとすれば、今日出題された分野を除いて、
明日明後日の準備をしてもいいでしょう。
今日、帝京大学医学部を受験していなければ、
受験した友人に出題内容を聞いてもいいと思います。
帝京大学医学部の面接ですが、
特に意地悪な質問もなく短時間で終わります。
落ち着いて面接官の質問をしっかり聞いて答えれば大丈夫です。
ただし、面接の待ち時間は長くなるかもしれません。
待ち時間用の教材などを持っていくといいでしょう。