これまでのところ、どこの１次試験にも合格できないと
精神的に辛くなってくると思います。

スタッフがそんな生徒の一人と１時間半ほど話していました。

これまで１年間、頑張ってきたからこそ、
結果が出ないことは辛く苦しいものがあるでしょう。

同じ受験生の仲間に相談したくても、
既に正規合格を決めていたり、補欠繰り上げを待っていたりすれば
相談しづらいと思います。

かといって親に相談すると、余計な心配をかけてしまいます。
中学や高校時代の友達と会って話をすれば気持ちも晴れるのでしょうが、
自分が受験生だということを知っていて、
応援してくれている友達には連絡しにくいでしょう。

今週の日曜には埼玉医科大学医学部後期の１次試験があります。
残された時間が少なく、勉強しなければならないことは
誰よりも本人が一番よくわかっているはずです。

そうとわかっていても辛い。
机に向かっていても集中できない。
そんな気持ちをスタッフは上手に聞き出して、
最後は生徒も笑顔になっていました。

もちろん、これで生徒の気持ちが完全に晴れたわけではないでしょうが、
それでも埼玉医科大学の後期試験に向けて、
やらなければという気持ちになったはずです。

まだどこの１次合格もしていない全ての医学部受験生が
今、同じ気持ちのはずです。
どうか皆さん、最後まで諦めずに頑張って下さい。
春はすぐそこまで来ています。